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ふしぎ体験(13)「本当の原因」

先週、うちの職場はコロナ感染が急拡大。もう何度目ですか?のクラスターとなりました。   同僚たちも次々感染。オミクロンは言われているように重症化しない?のか、ブースターの影響もあるのかも?しれませんが、同僚たちやそのご家族は今のところ風邪かインフルエンザのような症状どまりです。 金曜日は仕事が休みでしたが、職員が足りないということで駆り出されました。 クラスターのため病棟に新たな入院患者さんを入れない、面会もストップということで、落ち着いて仕事がやりやすい面も。クラスター時の対応にも慣れてきており、押さえるところさえ押さえれば、そうストレスもありません。👍 そういう訳で「あまり気にしない」。😊 オンライン講座を作ると決めて張り切り準備中、余計なストレスで消耗しコロナ感染してる暇はありません!💪   で、動画を作るために先週購入しましたのは、 スマホを固定するスタンド、ワイヤレスマイク、そして動画編集ソフトの三つでした。明かりが足りないことが分かったので、リングライトというものも購入、明日月曜日に届きます。 機械やPCとの格闘は思うようにいかずガックリくることもありますが、「あまり気にせず」いそいそやってます。 ただ、 映像に映る自分を見る・声を聞くのが結構辛いんですね💦。 自意識過剰、というやつでしょうか。見た目、声、話し方、もうダメだしの嵐!!「あまり気にしない」が出来ない~。😅   はい。というわけで、 唐突ですが、ここで久々の「ふしぎ体験」談でございます。   副業であるレイキサロン&太極拳スタジオがコロナで進められない事態、実は私は心のどこかでホッとしてる?ようなところがあるんです。 やっぱりまだ怖がってる? 「批判」に対する恐れも、「変化」に対する恐れも、色々取り組んだおかげで自覚する限り激減したようなのですが、では何をまだ恐れているんでしょう?     折しも、「人生でどうも抜け出せないこと、繰り返してしまうパターンは、過去生から来ている可能性がある」という話をあらためて読みまして、 私の過去生体験を思い出しました。 「ふしぎ体験・スマトラ島にて①」 https://yorochumacchi-ko.blogspot.com/2021/01/blog-post_24.html その過去生での大失敗(自分の嘘がもとで一人の子供が死んでしまった)が

アラフィフ企業大成功!(8)「信頼」

数年前、ひどいインフルエンザにかかりまして、3週間仕事休んで4キロ痩せました。 インフルにかかる前、私の体重は40キロ。身長は157cm、数値からいうと病的瘦せ・危険体重も良いところです。💦 それが36キロまで落ち、治って普通に食べられるようになってから3か月くらいかかって2キロ増えました。 それ以降、今に至るまで、38キロ台のまま増えません。 でも元気で、ガンガン体力勝負の仕事をしております。   太るためのことは何でも試した時期があり、すべて失敗に終わりました。かえってストレスになって痩せちゃったりしました💦💦。   そのことを母に話したときの、彼女のリアクションが凄かった!   「まあでも、今元気なんでしょ」 「うん」 「そのまま病気にならなきゃ良いじゃない」  「・・・!!!!」   目から鱗。👀 ほんとだ! 「病気にならなきゃ良いじゃない」!!!   でもって母ご本人が、全然病気しないんです。風邪もひかない。生まれつき超健康な人なんだと思ってましたが、ご本人の在り方も大いに関係している、とその時思いました。 それは、   「何事もあまり気にしない」。   マジ見習うことにしましたよ!   この度の職場ウィルスの祭典も、手洗い消毒など押さえるところは押さえて後は能天気に(shibu_chaさんのコメントのように)、あまり気にしない。 そこへ「病気にならない!」「絶対に感染しない!」という気迫を加味しまして、 お陰で私は感染しないまま、 職場のノロウィルスのほうは落ち着いてきました。👍   コロナのほうは膠着状態です。国全体としては感染うなぎのぼり、日本もそのようですね。こちらは依然として桁が違いますが。😓   はい。そろそろ本題に入ります。   そのコロナが世界中のニュースに登場したのが2年前、2020年初頭でしたね。 私が副業を始めようと動き出したのも2年前、2020年初頭でした。 こちらではマイナーな太極拳&超マイナーなレイキ。軌道に乗るまで時間がかかるだろうことは重々予測済みでした。そこへ、ちょうど同 時期に始まったコロナ。 お陰で一進一退の状態が今も続いています。😓   何度もガッカリさせられやる気も失せたり😫、先が見えないため諦め感も生じました 😰 。が、その度に人生師匠である母を思い出し、 「あまり気にしない」😄 あっけらかー

アラフィフ企業大成功!(7)「突破口を目指せ!」

ピーパパお引越しの前日から、私の職場老人病棟はまた更にとーんでもなーい💦事態を迎えておりまして・・・。 😱   それは、 コロナ&ノロ😬ウィルスの祭典、名付けて「ダブルファンタジー」😵!!!   コロナ・クラスターは、うちの病棟では3回目?だと思ったんですが、5回目だという同僚もいて、もう何が何だか。💫 先週水曜日に13回目のPCR検査をしまして、陰性でした。😅 今現在、ほとんどの患者さんがコロナかノロどちらか、あるいは両方に感染。 ドクターと看護師長も含めた三分の二の病棟職員が、どちらかに感染して病欠。 すでに、かつてない職員不足・異常事態が続いていたところへ、この夢のような、夢と思いたい、夢なんだよね、の悲惨な状況。 昨日土曜日はダウンしかけた私でしたが、今日日曜日はケロッ🐸と不死鳥のごとく🐦蘇りました! ここまで凄いと猛然と気迫💪が出てきて、もう、ありがたいやら嬉しいやら?!   コロナ禍で細々~と続けていた太極拳指導とレイキ施術の副業も、せっかく入った予約をキャンセル、完全ストップとなりました。ノロ・ウイルスは短期間で終わるでしょうが、コロナは昨年&一昨年の例からいうと4月~5月まで長引きます。  先が見えませんねー。 折しも芽生えた「気迫」で、大どんでん返しを狙うことにしましたよ!🎯 ここで、高らかに📯まっちーこ気迫宣言! 私は、 どんな状況にも振り回されず、 コロナもノロも感染しない!と自分で決め、 この事態を、気迫と太極拳とレイキで見事に乗り切り、 更に磨きがかかった太極拳とレイキを多くの方々と分かち合うべく、 この状況を最終踏み台・ジャンプ台にして、 個人事業の突破口を、開きます! 私の人生を、切り開きます!!   というわけで、「やっぱオンライン講座でしょ」と一年前の思い付きに再びスポットライトを浴びせ、強力友人たちの協力も頂きながら、早速具体案を練り始めました!   さて、 ここで読者の皆様に、改めて御礼と、お知らせです。 これまで不定期更新極まりないこのブログにお付き合いくださり、本当にありがとうございました!<(_ _)>    これからもブログは続けますが、オンライン講座準備に時間とエネルギーを使うことになりそうなため、   しばらく更新は週に一度、日曜日 とさせていただきます。ベルギー時間の日曜日なので、

ベルギーのイケてる話(18)「二転三転💦近距離介護⑧最終回」

 ベルギーのイケてる話(17)「二転三転💦近距離介護⑦」のつづきです。   さて、一昨日老人ホームデビュー✨を果たしました、ピーパパでございます。   現地に密着したレポーター(夫)によりますと、 ①「ホームのイベントは一切参加しません」ピーパパ堂々宣言がホーム側になされた! ② 続いての声明は、「できるだけお構いなく。一人が良いので放っておいてください」😲 ③  そんなピーパパのためにホーム側は、何と食堂にお一人様テーブルを、ご本人のご希望に沿って椅子は皆さんに背を向けて顔が窓に向くように設置!!! ④ ピーパパ、お部屋はお気に召し、夫が提案した家具の配置も「結構、結構、大結構!!」👍  ⑤ しかし!どの部屋も暑すぎる!!💦 自室は暖房を下げればよろしいが、不在の間に職員が気を利かせて上げてしまう。職員にご理解を賜る必要あり。 ⑥ そして!  長年「他人料理」を避けに避け続けたピーパパ最大の難関、お食事は?! スープ→ぬるすぎる。 ジャガイモ→美味しかった。 野菜料理→ノーコメント。 肉→柔らかくて良かった(牛ヒレステーキの謎??が蘇る) 。 ・・・まあまあの評価でしょうか。💦 更に「果物が一日一個は少ない、もう一つ欲しい」→ホーム側のご理解を賜り、二つ頂けることに。🍎🍌   そして、興奮冷めやらぬ、老人ホーム最初の夜。🌙   義理兄が新しい目覚まし時計を用意してきたのは良かったが、7時半にセットしたつもりが何故か???夜中の1時15分😳に鳴り響き、ピーパパは変とも思わず起きてすっかり身支度して廊下に出たら、「誰もいないぢゃないか!?」・・・。😓 こちらはこの時期朝7時半はまだ真っ暗なので、まあ分からなくはないんですが、 とにかく、忘れられないデビューの夜、となったようです。😄   というわけで、このシリーズ最終回となりましたが、   今後も面白いことがあり次第、ピーパパ新生活の模様をお伝えしていきますね!      ~次回ブログ記事予告~   ピーパパお引越しの前日から、私の職場老人病棟はまた更にとーんでもなーい💦事態を迎えておりまして・・・。 😱    

ベルギーのイケてる話(17)「二転三転💦近距離介護⑦」

 ベルギーのイケてる話(16)「二転三転💦近距離介護⑥」のつづきです。   「パパの家の冷蔵庫開けたら、プリンとチョコムースだらけだった!💦」、と夫が笑うに笑えない顔をして言ったのは、数週間前のことでした。 20年以上前にタバコをやめたのは良かったですが、それから食道楽になり甘いもの脂っこいもの大好きなピーパパは、こちらではごく普通の体形、 つまり、肥満体型です!😊   それでも90歳まで大病することなく、入院と言えば例の去年10月脳神経炎による一日入院のみ。ここ数年は何度も転倒していますが💦、骨折もない捻挫もない、いつも青あざ作るだけ! 足が痛いので杖をついてますが、先日はスーパーに置き忘れて、気づかずに杖なしで家まで帰って来たとか。・・・え?じゃ、要らないんじゃないすか??みたいな。😄   ほー、ではきっと心が元気でポジティブなんだろう!って思うでしょ? とーんでもなーい! 筋金入りネガネガネガティブです、ピーパパは! ここ10年ほどクリスマスの度に、「今回が最後だろうな・・・」。 「オオカミ爺さん」ですよ、もう。夫も私も相手にしませんもん。😆 でもって、ピーパパの家の中はいつも暗~くて寒いんです。うちは冬は暖房を20,5度に設定してまして、そんなに暑くはないはずなんですが、ピーパパうちに来ると「暑い暑い💦」。ピーパパの家は16~7度なので、夫と私は冬にピーパパの家に行くときは、しっかり厚着して行くんです。 そんな家でも風邪もひかず、ひいてもすぐ治り、「あっち痛いこっち痛い」騒ぐわりには、何もかも大したことない。   というわけで、我らがピーパパは、こちらでいう serieuze onkruid ! (マジ雑草!)💪 だから、コロナもタジタジさ! そうさ、そうに違いない!!   ・・・と思いました通り!👍 ピーパパは、何の症状も出ないまま、👍👍 ホームドクターの「もう感染リスクなし」のお墨付きを頂き、👍👍👍 明日11日、1月11日( 111 😃!)、晴れて老人ホーム・デビューすることになりました!!!👍👍👍👍👍👍   ハレルーヤ、ハレルーヤ、ハーレーーールヤーーー🎵!!🎊🥂🍾😭✨   つづく        

ベルギーのイケてる話(16)「二転三転💦近距離介護⑥」

ベルギーのイケてる話(15)「二転三転💦近距離介護⑤」 のつづきです。 ピーパパ老人ホーム引っ越しは、12月28日に決まりました!  新年を新居で迎えられる! んもー、バッチリじゃございませんか!👍👍   お祝いをしたクリスマスの翌日26日に入居に際したコロナテストをし、結果をホームドクター作成のピーパパ病歴診断書と共に老人ホームに提出して、お引越し!という流れとのことでした。   そして、引っ越し前日。27日の朝のことです。 ピーパパから電話を受けた夫が、電話口で絶句・・・。 夫「・・・😦」 何事かと思いきや、 「パパ、コロナ陽性だって」 私「・・・😦」   「私が感染源💦?!」と一瞬思いましたが、会ったのは25日。26日のテスト結果に出るには早すぎます。 孤独を愛するピーパパは「遊び歩く」「人と会う」ということは皆無! 行くのはスーパーと医療機関のみ。去年4月から早めの定年退職した夫は、コロナ状況悪化もありここ数か月はやはり買い物、医療機関、散歩、サイクリング、そしてピーパパのヘルプに行くくらいでした。 しかも、私も含めて3人とも3回ワクチン💉💉💉受けたんですよー。もちろん有り得る事とは言え、「ピーパパ陽性」は全く予想だにしていなかったことでした!   クリスマスをピーパパと共に過ごした夫と私は3日経った後テストをし、・・・二人とも陰性でした。💦 ピーパパは差し当たって症状はなく、ホームドクターによると弱陽性。「数週間前にすでに感染していて陽性反応が出る最終段階、のような?」とのこと。   ピーパパによると、「そういえば、脳神経炎で一日入院したあと味覚がなくなった」。おい💢今頃言う?!😣 ということは、病院で感染した可能性大ですね。(因みに私が勤めている病院ではありませんでしたが)   引っ越しは、もちろん延期。 とにもかくにも、ピーパパに症状が出ないことを祈りつつ🙏、 年を越すことになりました。   つづく    

ベルギーのイケてる話(15)「二転三転💦近距離介護⑤」

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 「二転三転💦近距離介護④」のつづきです。   要介護レベルの高い人を優先に。 そりゃ分かります。分かりますとも! が、ぬか喜びを味わわされたピーパパの落胆は大きく、すでに風前の灯火だった片付けへの意欲は、すっかり消え失せてしまったかのようでした。😔   さて、病院最前線勤務というコロナ感染リスクの高い私は、第4派が勢いを増した10月中旬ごろからピーパパに会わないようにしていました。 毎年クリスマスはピーパパを呼んで家で祝うのですが、去年は私のコロナ感染で1月末に延期。今回はどうしようか夫と考えた末、私は食事の時以外マスクして常にソーシャルディスタンスを保つことにして、ピーパパに来てもらうことにしました。   夫「クリスマス、うちに来てよ」 ピーパパ「・・・はあ~い(何もやる気なし)」    と、そこへ、ソーシャルワーカーから一本の電話が! 「空きが出ました!」 夫、猜疑心丸出しで、「それっ!!! ホントーにホントーですかっ?????」 ソーシャルワーカー「はいっ! ホーム側の確認も再三取りまして、本当に本当に本当です!!!」 部屋を見に行ったピーパパと夫。オーマイガー、大きい! 申し分なしっ!! 🎊✨🎉 気分ハレバレ、クリスマスが迎えられるじゃありませんか!!! ハーレールーヤー!!!🎵   さて、うちのクリスマス・メニューはピーパパの要望により毎年決まっておりまして、 ローストビーフ、俵型コロッケ、グリンピースと人参の蒸し煮、です。😋 10月に脳神経炎を起こしてから顔の右半分が少し麻痺してしまい、硬いものが食べられなくなっというピーパパ。 「ローストビーフ」ではなく「ミートボール」か「挽肉の薄切り肉巻き」が良い、とのこと。 ところがその後、「老人ホームに入ったら食べられなくなるだろうから、牛ヒレのステーキが良い」と言い出し、  熟考の末、ピーパパは「牛ヒレステーキ」、夫と私は「ミートボール」にすることに。 その後、「挽肉の薄切り肉巻き」って知らない、と私が言ったことから、まっちーこに食べさせようとピーパパがそれを買ってきてくれることになり、 最終的に、3人とも違う肉を焼くことになりました。(二転三転💦クリスマス)   いよいよ🎄当日。   グリンピースと人参の蒸し煮は私の担当で、ピーパパが例外中の例外的に食べてくれる「他人の料理」です。今回は野菜

ベルギーのイケてる話(14)「二転三転💦近距離介護④」

 「二転三転💦近距離介護③」のつづきです。   ピーパパは、安いものを買うのが大好きです!😊 「安い」というそれだけの理由で物を買ってしまうこともあります。😅  家の片付けを手伝っていた夫が、同じようなラジオ📻を5つも見つけた!と言って呆れていました。😆 そのうちのひとつを譲り受けることにしました。😄 こちらには、まだ使える不用品は何でも引き取ってくれ、無料で取りにも来てくれるリサイクル業者があるので、多くのものを捨てずに済みます。とても助かります!👍 とはいえ、何がまだ必要で何がもう不用なのか。モノモノモノ、モノども!の間に佇みだんだん考えるのも面倒になり、片付けてるつもりが散らかる一方、あれもこれも右から左に移動させてるだけ。私にも経験あります。😅 ピーパパまさしくそういう感じで、なかなかはかどらない様子でした。    そうこうするうちに、12月!  自分で言いだしたものの、もう片付けはウンザリ。早く老人ホームに行きたい気持ちが日に日に強まるピーパパ。    ピーパパ「もう12月だよ」 夫「そうだね」 ピーパパ「いつまで待たせるんだろ?」 夫「・・・だからー! 前回の部屋を逃した時点で、次はいつ空きが出るかは分からないよ、って再三言ったでしょ」 ピーパパ「そうかあ」 夫「やっぱり分かってなかった?」 ピーパパ「うーん」 夫「😣」   ・・・とそこへ! ソーシャルワーカーから「空きが出ましたよ!」との朗報が!!! 何という素晴らしいタイミングでございましょう!!! 😍😍😍   夫はすぐに引っ越しの手配をはじめ、お兄さんと甥っ子が手伝いに来られる日にちを合わせ、書類関係の準備も着々と進めたところへ、またソーシャルワーカーから電話が。   「・・・実はですね。お父様の要介護レベルは最も低い部類なので、高い人を優先にということで、今回は見送らせてほしいというホーム側から連絡が入りました。申し訳ありません💦」  ピーパパ&ファミリー一同 「なに、それ~!!!😱😱😱」   つづく    

ベルギーのイケてる話(13)「二転三転💦近距離介護③」

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「二転三転💦近距離介護②」のつづきです。   ピーパパに初めて会ったのは、1998年1月。24年前のことです。 当時まだ結婚していなかった夫に招かれ、私が初めてベルギーを訪れたときでした。 将来義理父になるかもしれない人に会う訳ですからね、そりゃキンチョーですよ!😅 ポートワインなど甘いお酒を好むと聞いたので、日本の梅酒をお土産に持って行きました。    昔は夫のように痩せていたというピーパパ、タバコをやめてから食道楽になって太ってしまったとのことで、典型的なヨーロッパの初老の男性、という感じでした。当時はまだ60代でしたからね。 日本の習慣や文化のことを色々興味深く聞いてきて、温厚で自然な笑顔を絶やさない。私も緊張がすっかり解けて、楽しく穏やかな時間を過ごしました。プラムワイン(梅酒)も「おいしい」と言って飲んでくれました。   ピーパパが帰った後、夫(当時はボーイフレンド)が、 「いやー、ビックリ! パパがプラムワインを飲むとはね!」 私「?」 夫(当時BF)「馴染みのないものは絶対に口にしないんだよ! だからせっかくお土産に持ってきてくれたのに、断るだろうとちょっとヤキモキしてたんだ」 私「え、そうだったの!」  夫(当時BF)「うん! よほど君のこと気に入ったんだなー」 私「😍!」     その1~2年後、  ベルギー移住計画がのっけから壁にぶち当たった頃、⤵   https://yorochumacchi-ko.blogspot.com/2021/03/blog-post_31.html  レイキと私(6)「ベルギー移住計画」   オランダ語学校から帰ってきた私は、家の階段にベルギービールが一缶置いてあるのを見つけました。ビールには「for Matchiko」と書かれた紙切れが輪ゴムで。ピーパパからでした。 綴りは間違っちゃってましたが、先が見えない辛い時期、そんなさりげない応援がどんなに嬉しかったか!   20年以上を経てクシャクシャになってしまいましたその紙切れは、今も私のお財布に入っています。   つづく         ぶら下がっているのは、母からもらった柴又の「身代わり地蔵」さんです。      

ベルギーのイケてる話(12)「二転三転💦近距離介護②」

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 「二転三転💦近距離介護①」のつづきです。   ならば様子を見るしかない、と思っていたところへ、10月、当たりを付けていた老人ホーム2か所から立て続けに、合計3部屋の「空きが出ました!」との朗報が!! 😍   早速夫はピーパパを連れて3つの部屋を見に行きました。そのうち一つは大きめの部屋で費用も他の小さい部屋とさほど違わない。ピーパパもお気に召し、やっとめでたく入居が決まる!、ああ良かった良かった!!   ・・・と、喜んだのもつかの間 💦、 ピーパパ「部屋は良いんだけど、今はまだ引っ越さないよ」 夫「・・・はい?!」 ピーパパ「12月上旬に引っ越したいんだ」  夫「😨そ、そうはいかないよ。空き部屋待ってる人沢山いるんだから。今決めないと、この部屋は逃すことになるよ」 ピーパパ「12月上旬に引っ越したいんだよ」 夫「😬パパ!12月上旬までこの部屋は待ってくれないし、他にタイミング良く空きが出るとは限らないんだよ? わかっとるんかいな?!」 ピーパパ「うん、わかっとる。とにかく今は引っ越さない。まず家を片付けないと」 夫「😱・・・オーマイガー!」   このお部屋下見の2~3週間前に、いきなり脳神経炎を起こし顔右半分が少し麻痺してしまったピーパパ。それから「もうしんどいー、もう限界だー」とボヤキは増す一方。家の片付けなど私たちに任せて、空きがあり次第喜んで入居すると思いこんでいたので、これには私も言葉を失いました😵!   ・・・が、 思えば2020年、私の母ドタバタ遠距離介護、洋の東西を股にかけた紆余曲折・手に汗握る息もつかせぬスリルとサスペンスの連続は、・・・結局す・べ・てうまく行ったのでした。 この経験を踏まえた私は、「結果的に何が幸いするかわからない」と思うことが出来、夫もつられて「脱ストレス・運にお任せ」境地に。   長年住んだ家を出来るだけ自分で片づけたい、取っておくもの捨てるもの、自分で判断したい、その気持ちは良~くわかりますし。その願いが叶わぬままホーム入居してしまったら心残りが生じて、変化を受け入れ新生活に馴染んていくのも一層困難になるかもしれません。 夫も私もピーパパの気持ちを尊重し、サポートしながら見守っていく、ことにしたのでした。   つづく      

ベルギーのイケてる話(11)「二転三転💦近距離介護①」

 みなさま、明けましておめでとうございます!🎍 本年も、どうぞよろしくお願い致します!   早速ですが本日から、 90歳一人暮らし義理父の「二転三転💦近距離介護」を、シリーズでお送りいたします。<(_ _)>   このシリーズを「ベルギーのイケてる話」カテゴリーに入れましたのは、義理父は典型的ベルギー人としてイケてる、という私の賞賛の気持ちからでございます。 以下、名前の頭文字をとって、義理父をPパパ=ピーパパと呼んでいきますね。(チーママの相方!?) ピーパパは結婚後義理母とうまく行かず別居、その義理母はガンで早くに亡くなり、ピーパパは再婚せずにずっと一人暮らし。女性に懲りたのか人間関係にも懲りたのか、孤独を愛する人となりました。 絵が非常に上手いのに描かなくなってしまい、趣味もなく旅行も行かず友人づきあいもなく、レストランやカフェにさえ行かず、私たちが誘っても頑として行きません! 食事は毎日必ず自分で作って食べています。僅かな例外を除いて、他人が作ったものは食べません! 温和で気さくな人柄ですが、 このようにすこぶる閉鎖的でフスティング(個人的意向)を貫く、ある意味典型的ベルギー人でしょうか? でも決して他人に迷惑かけることなく、常識もわきまえ、夫や私に干渉することも面倒かけることもなく、私にとっては文句の付け所ない義理父。イケてる義理父です。👍   さて、そのピーパパが、とうとう一人暮らしに音を上げ始めたのが去年の初夏。初めは高齢者住宅を当たりましたが、そうこうするうちに衰えが早まりだしたので、老人ホームのほうが良いだろうということに。とはいえすぐに空きがあるわけでないのは、こちらも日本と同じです。 ピーパパはアントワープ市内に住んでいますが、同じ市内でも私たちの家から交通の便が非常に悪く、夫にはお兄さんがいますが彼の一家はさらに遠くに住んでいるので、とりあえず在宅介護をお願いするよう言いました。が、閉鎖的でフスティングを貫く彼は、他人を家に入れたくない、と。┐(´д`)┌ヤレヤレ   ならば様子を見るしかない、と思っていたところへ、10月、当たりを付けていた老人ホーム2か所から立て続けに、合計3部屋の「空きが出ました!」との朗報が!! 😍 と、喜んだのもつかの間・・・、💦   つづく