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アラフィフ企業大成功!(15)「うまくいくに任せる②」

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かなり久しぶりの、オランダ語での太極拳指導だったので、 しっかり準備する! のはいいけれど、つい以前のように「不安と恐れ」から準備しそうになる自分。「おっと、いけねえ!」と手綱を引っ張ることが、今回何度かありました。 本番ではどんな質問やリアクションが来るか、何が起こるか分からないのだから、要所要所をしっかり押さえたら後は「うまくいくに任せる」。ガチガチに準備して「武装」しようとしない。 自分が伝えたいことにフォーカスし、それを共有する人(達)のお役に立つ、良い時間を過ごしてもらうことを「願い」はしても、「執着」はせず、 ただ伝えたいことを誠実に伝えるのみ。相手の反応は相手の領域。   そういう態度で臨めば、「目に見える」経過と結果に一喜一憂せず、ただその経験を楽しみ、学び、何かをつかみ、 そして次に役立てることができる。 縁があって場を共にする以上、 お互いに、つまり先方にとっても必ず何か意味があるはずですしね。   相手を満足させること(そうすれば自己評価が高まる)。以前は、それが私にとっての「成功」でした。 でも「目に見えた経過・結果」と「実際」が、大きく違っていたこともあったんですね。 バンド演奏のステージで、観衆が超盛り上がり「やった、大成功! 😍 」と思ったら、ただ騒ぎたい酔っぱらいたち 😝 だった?とか、その横で「なんだ?気難しい顔😒で聴いている人がいるなー、やな感じ!」と思ったら、何とその人から大きな仕事の依頼を受けたり😮、とか。 その時は後で分かることが出来ましたが、目に見えたものと実際のズレが分からないまま過ぎてしまうことも沢山あったでしょう。   では、成功とは一体何ぞや? 相手の反応 や自分のミスやハプニングに 動揺したり影響されることなく、「伝えたいことにフォーカスできたか?」ということでしょうか?   つまりそれは、「不安や恐れ」「目に見える世界の束縛」から、自分の殻から解放された、「成功と失敗」を超えた領域に行けたか、ということで、 その領域こそを「成功」と言ってもいいのかも。 人生そのものに通じそう。 伝えたいことにフォーカス、在りたい自分にフォーカス、それでいて自分と他者を一体としてとらえ分離せず、すべてを信頼し大きな調和を感じながら、 伝えようとするとき、 表現しようとするとき、 いわゆる「ゾーンに入った」状態となり、 持

アラフィフ企業大成功!(14)「うまくいくに任せる①」

今年の初め、コロナの猛威が治まってきた、と思ったところへ始まったロシアのウクライナ侵攻。 その影響で、皆さんもきっとご存じのように、ヨーロッパはガス代電気代が去年の4~5倍と言う異常高騰、便乗値上げも半端ない状況です。 美容院などもお客が少なくなっているそうで、月に一度を二か月に一度にしたり、皆さん節約にいそしんでいます。 私のレイキサロン・太極拳スタジオも、そのあおりを受けているようでコロナ規制が緩んだ後も低迷が続いていますが、 最近思わぬ変化が出てきました!✨   レイキ施術はしていますが、教えるのはまだまだ先、と思っていたところ、 「是非あなたから習いたい」とおっしゃってくれた方が現れ、それが何とこのブログの読者の方なのですが、 結局チャレンジすることにして、レイキの初級講座を先月と今月でやらせていただいたんです。 結果は上々で、大変ご満足いただけました! その方は「太極拳も是非やりたい」とのことで、今年の初めに作ったオンライン講座(まだ準備中で一般向けになっていません)をご提供しました。そちらもとても喜んでいただけ、グーグルのレビューも書いてくださったんですね。 もう本当に嬉しいです!!! 思いがけない方向から、光が差し込んだような!   で、明日は太極拳スタジオに生徒さんがご夫婦で見えるんですが、太極拳に関しては日本人の生徒さんばかりで、こちらの方は一年ぶりくらいなんです。 で、オランダ語での指導の仕方を思い出さないと、というわけで、せっせと準備していました。 ちょっと緊張しますが、とても楽しみでもありました。 ところが数日前風邪をひいてしまい、でも大したことはなく一昨日、昨日と良くなっていたのですが、 今日はまた喉の痛みと咳が復活。声を出すのが辛い! ご夫婦生徒さんは、私の都合で一度すでに延期しているので、また延期するのは気が引けます。   「困ったなー、でも、これはどういうことなんだろう?」 「どういうメッセージがかくされているんだろう?」  と思っていたら、答えが出てきました。   「心配しないで、何とかしようと焦らないで、ただうまくいくに任せてみなさい」  オッケー、そうすることにしましたー!😆      

旅の記録(6)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方⑥最終回」

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ブドウ畑の間や周辺の山や丘、川沿いの小道、この土地ならではの景色を楽しめるハイキングコースがとても素晴らしい、アール地方。   旅行最終日。ずっと気になっていた、頂上に小さな穴が開いている?ような山に登ってみました。   道中、芸術に遭遇!   急勾配を登り詰め、頂上の「穴」に到着!    穴から見た風景。     帰途に就く直前に、カフェで飲んでとても美味しかったワインを一本、自分たちのお土産に購入しました。ピーパパも義理兄家族もビール党で、ワイン飲まないので。 あっ、でもクルマで来てるんだから、もっと買えばよかったなー!と思っていたら、 チェックアウトした時、ホテルのオーナーからワインを一本プレゼントされました!😍     いずれも大洪水のあった2021年もの。深く格別な味わいに違いない。賞味するのは特別な時に、とっておきましょう。    ・・・さて、大変感慨深かったこの旅行で、最も忘れ難かったのが、 これ👇でした。     外壁はしっかり残っていますが、中は完全に空っぽ。がらんどうの家が、「Danke」(ありがとう)という垂れ幕を掲げています。  垂れ幕は、救助隊やボランティア、支援者や助け合う仲間たちに向けてのメッセージなのでしょう。 土地の支援に繋がりますから、観光客にも向けられているのかもしれません。   あるいは、世界に、宇宙に、すべてに向けられているのか。 写真に収められたのはこの家だけでしたが、 他にもこのような家を何軒か見ました。 クルマの中から、もっと悲惨に破壊されたボロボロの家に「Danke」の垂れ幕を見たときは、   「・・・これを見に来たんだ。これに会いに来たんだ!」   と、思いました。   すべてを失い、手放し、ボロボロになり、その果てに、通りすがる人すべてへのメッセージとして放たれる言葉が、 Danke.   人はこれほど、美しく、強く、なれるんだ・・・。 これこそが、人の本質か。 失ってこそ、手放してこそ、真の本質が剥き出しになり、輝きを放つ。   アール地方。 今回来てよかった。 本当に良かった。     数年後、必ずまた訪れます!🍇🍷 Danke!!!   完      

旅の記録(5)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方⑤」

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毎週日曜日か月曜日に更新していますが、今週はちょっと早めの更新です。   さて、ドイツ人と言うと、 「余り愛想がない」「いかつい」「ちょっと怖い」というイメージを、以前私は持っていました。 が、ドイツはベルギーの隣なので何度も訪れているうち、むしろ素朴&気さくで飾らない人たち、と言う印象に変わってきています。   アール地方のレッヒ村で、小さなワイナリー&レストラン?という感じのお店があったので外側から覗いていたら、中から店主と思われるオジサンが出てきて、「今営業してないんだけど、どうぞ、良かったら入ってー😊」と。 中を案内してくださり、大洪水の時の様子も話してくれました。 「(天井近くを指さして)ここまで水が来ちゃってね! うちの家族は幸い無事で、みんな屋根に上がって屋根の上で一晩過ごしましたよ。水が引くまで降りられないもんね。夏だったから不幸中の幸い。冬だったら凍えちゃう。この地方で、200人以上亡くなったんですよ。100年前にも大洪水あってね、その前は200年前。あと100年は起こらないでくれるかな」 このお店も「週末だけ営業してますよ」ということで、後日訪れました。 家庭的な雰囲気の中、夫と私が注文したのはフラムクーヘン! 極薄に伸ばした小麦粉の生地にサワークリームを伸ばして、チーズ、玉ねぎ、トマト、マッシュルーム、ベーコンなどを乗せて焼いた、ピザに似た食べ物です。 これがサクサクして超美味しい!  長方形ですごく大きいんですが、何しろ薄いので、意外に食べきれてしまいます。 数日前に案内してくれたオジサンは私たちが食事を終えたころ店内に登場し、私たちに気付いて満面笑顔で挨拶してくれました。     ワイナリーレストランの入り口。Weingut というのはドイツ語でワイナリーのことです。肝心の中の様子は話を聞くのに夢中になり、フラムクーヘンは食べるのに夢中になり、写真を撮り忘れまして、残念!!!😣     アール地方滞在中、一日だけ雨☔が降りました。 この地方の皆さん復興に向けて頑張られているけれど、この土地に住み続けること怖くないのかなと、一気に増水した川を見ながら思いましたね。 でも考えてみたら、日本は地震を始め自然災害多いけれど、みんなそこに住み続けますよね。福島の原発事故などは例外として、 住める環境でありさえすれば。   やはり住み慣れた土地への

旅の記録(4)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方④」

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で、そのアール地方の赤ワインなのですが、 美味しいです!!!🍷🤤 ただの酒好きなので「美味しい」としか言えないんですが・・・💦。 ワインの品種としては、シュペード・ブルグンダー(ピノ・ノワール)で、 しっかりした味わいがあるけど重くはないです。食前酒としても良いし、色んな料理に合う、と思います!   ドイツのレストランやカフェで、ワインをグラスで注文すると、 ワイングラスには必ず!、0.2l(200ml)と書かれたところに線が引いてあり、そこまで必ず!キッチリ!注いでくれるんです。これまで例外に出会ったことは一度もありません。   これがベルギーですと超~テキトーとなり、店によっても店員さんによっても気分によっても?違い、運が良ければ並々と😆、アンラッキーなら「おい?!💢少ねえど!」となってしまうんですね。😣 で、 それがこのアール地方では、ワインの産地だからか?、グラスの線が引かれたところより少し多めに💕注いでくれるんです😍! 2ミリくらい多めに!! どのカフェでもレストランでもそうでした! 210~20mlくらいになるのかな。結構な量ですよね! カンパーイ!   残念なのは、多くのカフェやレストランが、まだ営業できない状態だったことですが。   アール川沿いに、大洪水の時の写真をパネルにして外壁に展示しているカフェを見つけました。入ってみようとしたら週末だけの営業で、その日は木曜日で閉店していました。 が、写真は見ることが出来ました。     手前にあるのは、災害にあったクルマの残骸。グシャグシャ。💦 屋根の下に、Flut-Foto-Ausstellung(洪水写真展)と書かれたすぐ下に引かれた波線~~~、ここまで水が来た、ということのようです! 9,24m、と赤い字で書かれてありました。 通常の川の水面位置から9,24m、ということでしょう。想像がつきませんね!   最後の写真パネルでもわかるように、幸いブドウ畑は斜面にあるため、大部分助かったんですね。 そして、多くのボランティアやドイツ国内及び世界中(日本も)のワイン業界などからの支援を得て、去年の秋もしっかり収穫が出来たのだそうです!🍇 そのワインの味わいは、きっと更に深く、格別ではないかと思うのでした。   つづく          

旅の記録(3)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方③」

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大洪水があったのは、去年2021年の7月14日。ベルギーとオランダのドイツ国境の近くでも、大きな被害がありました。 その4日後のネットニュースがこちらです。   https://kagonma-info.com/c0014/western-europe-flood-angela-merkel/     記事の一番初めの写真が、アルテンアール村の洪水直後のものです。 この写真では石の橋そのものは残っていますが、   今回訪れたアルテンナール村と周辺の村では同じようなガッシリした石造りの橋の一部、あるいは全部が破壊され流されたままになっているところが沢山ありました。川岸に立っていた家ごと流され、土台だけが残っているところもありました。水の力はすごい・・・。         アルテンアールの隣村マイショスはもっともっと悲惨な状況で、ゴーストタウン状態。   写真を撮る気も起きないほど、悲しいものがありました。 😔     更にアール川沿いに東に位置するデルナウ村も、ひっそりとほとんど人の気配を感じない中、 こんな派手な家を見つけましたよ!😃   ここも外壁だけが残っている家ですが、びっしりと楽しい落書きが! ど真ん中に書いてあるのは、AUFGEBEN IST KEINE OPTION.(諦めるという選択肢はない)   更に周辺を歩いてみたら、・・・あっ、ブドウ狩りの現場発見!!!   かなりの急 勾配ですが!!!😨 安全ベルトとかつけているのか??? 確認できませんでした。💦💦💦       このあたりで、週末だけ営業を始めたらしいカフェやレストランを見つけたので、滞在最後の日金曜日にまた訪れてみたところ、       あ、ちょうど開店したところ! 「どうぞどうぞ」と笑顔のマダムに迎え入れられ、中に入ると、 あら、素敵!💕     後から後からお客さんがやって来て、気が付いたらほぼ満席になってました!   ・・・そうかー、こんなふうに少しずつ確実に、復興しているんだな!✨     つづく