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旅の記録(7)「ドイツ・アーヘンのクリスマス市」

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今日は12月25日。みなさま、メリクリでございます!🎄  で、先週のことですが、オランダ・ベルギー両国の国境に近いドイツ・アーヘンのクリスマス市に行ってきました。 ベルギーにも各都市にクリスマス市が出ますが、やはりクリスマス市はドイツが発祥、ドイツが本場。 規模も大きく独特の雰囲気があるので、夫と私は毎年、クルマで2時間ほどで行けるドイツの都市アーヘンのクリスマス市に一泊二日で行くのですが、 去年と一昨年はコロナで中止だったため、今年は三年ぶりとなりました。   実はまた写真を撮り忘れて💦、以下の写真は2008年のもの。でも毎年同じ飾り付けで同じ雰囲気なので、ご紹介させていただきますね。     入口はこんな感じです。  木造屋台がビッシリ軒並み~~!!!      ドイツと言えばウインナーですが、 こんな巨大なホットドッグをこの頃(2008年)は平らげてたんですねー。今はもう無理。💦               https://yorochumacchi-ko.blogspot.com/2022/10/blog-post_14.html   ワインの産地アール地方の記事でも触れました⤴、これがフラムクーヘン! ドイツ風薄焼きピザと言いましょうか。サクサクして美味しいのです。😋            ベルギー風フライドポテトは、こちらでも大人気!           お馴染み、ホットワイン!            このような可愛い長靴カップがホットワインに良く使われます。                       アーヘンのスパイス入り名物クッキー、「プリント」。                           そしてこれ!             え?! ドイツに肉まんあんまん?! 😲         ダンプヌードル(蒸した小麦粉の生地)というもので、蒸し饅頭の中は何も入っておらず、 バニラクリームとチェリーソースを かけて 食べるものなのです!            三年ぶりということで、例年に増す大変な人出でした! 最近は日本にもクリスマス市あるんですね。 どんなに寒くても何故か行きたくなる、不思議な魅力を持った催しですねー。😄                        

旅の記録(6)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方⑥最終回」

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ブドウ畑の間や周辺の山や丘、川沿いの小道、この土地ならではの景色を楽しめるハイキングコースがとても素晴らしい、アール地方。   旅行最終日。ずっと気になっていた、頂上に小さな穴が開いている?ような山に登ってみました。   道中、芸術に遭遇!   急勾配を登り詰め、頂上の「穴」に到着!    穴から見た風景。     帰途に就く直前に、カフェで飲んでとても美味しかったワインを一本、自分たちのお土産に購入しました。ピーパパも義理兄家族もビール党で、ワイン飲まないので。 あっ、でもクルマで来てるんだから、もっと買えばよかったなー!と思っていたら、 チェックアウトした時、ホテルのオーナーからワインを一本プレゼントされました!😍     いずれも大洪水のあった2021年もの。深く格別な味わいに違いない。賞味するのは特別な時に、とっておきましょう。    ・・・さて、大変感慨深かったこの旅行で、最も忘れ難かったのが、 これ👇でした。     外壁はしっかり残っていますが、中は完全に空っぽ。がらんどうの家が、「Danke」(ありがとう)という垂れ幕を掲げています。  垂れ幕は、救助隊やボランティア、支援者や助け合う仲間たちに向けてのメッセージなのでしょう。 土地の支援に繋がりますから、観光客にも向けられているのかもしれません。   あるいは、世界に、宇宙に、すべてに向けられているのか。 写真に収められたのはこの家だけでしたが、 他にもこのような家を何軒か見ました。 クルマの中から、もっと悲惨に破壊されたボロボロの家に「Danke」の垂れ幕を見たときは、   「・・・これを見に来たんだ。これに会いに来たんだ!」   と、思いました。   すべてを失い、手放し、ボロボロになり、その果てに、通りすがる人すべてへのメッセージとして放たれる言葉が、 Danke.   人はこれほど、美しく、強く、なれるんだ・・・。 これこそが、人の本質か。 失ってこそ、手放してこそ、真の本質が剥き出しになり、輝きを放つ。   アール地方。 今回来てよかった。 本当に良かった。     数年後、必ずまた訪れます!🍇🍷 Danke!!!   完      

旅の記録(5)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方⑤」

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毎週日曜日か月曜日に更新していますが、今週はちょっと早めの更新です。   さて、ドイツ人と言うと、 「余り愛想がない」「いかつい」「ちょっと怖い」というイメージを、以前私は持っていました。 が、ドイツはベルギーの隣なので何度も訪れているうち、むしろ素朴&気さくで飾らない人たち、と言う印象に変わってきています。   アール地方のレッヒ村で、小さなワイナリー&レストラン?という感じのお店があったので外側から覗いていたら、中から店主と思われるオジサンが出てきて、「今営業してないんだけど、どうぞ、良かったら入ってー😊」と。 中を案内してくださり、大洪水の時の様子も話してくれました。 「(天井近くを指さして)ここまで水が来ちゃってね! うちの家族は幸い無事で、みんな屋根に上がって屋根の上で一晩過ごしましたよ。水が引くまで降りられないもんね。夏だったから不幸中の幸い。冬だったら凍えちゃう。この地方で、200人以上亡くなったんですよ。100年前にも大洪水あってね、その前は200年前。あと100年は起こらないでくれるかな」 このお店も「週末だけ営業してますよ」ということで、後日訪れました。 家庭的な雰囲気の中、夫と私が注文したのはフラムクーヘン! 極薄に伸ばした小麦粉の生地にサワークリームを伸ばして、チーズ、玉ねぎ、トマト、マッシュルーム、ベーコンなどを乗せて焼いた、ピザに似た食べ物です。 これがサクサクして超美味しい!  長方形ですごく大きいんですが、何しろ薄いので、意外に食べきれてしまいます。 数日前に案内してくれたオジサンは私たちが食事を終えたころ店内に登場し、私たちに気付いて満面笑顔で挨拶してくれました。     ワイナリーレストランの入り口。Weingut というのはドイツ語でワイナリーのことです。肝心の中の様子は話を聞くのに夢中になり、フラムクーヘンは食べるのに夢中になり、写真を撮り忘れまして、残念!!!😣     アール地方滞在中、一日だけ雨☔が降りました。 この地方の皆さん復興に向けて頑張られているけれど、この土地に住み続けること怖くないのかなと、一気に増水した川を見ながら思いましたね。 でも考えてみたら、日本は地震を始め自然災害多いけれど、みんなそこに住み続けますよね。福島の原発事故などは例外として、 住める環境でありさえすれば。   やはり住み慣れた土地への

旅の記録(4)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方④」

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で、そのアール地方の赤ワインなのですが、 美味しいです!!!🍷🤤 ただの酒好きなので「美味しい」としか言えないんですが・・・💦。 ワインの品種としては、シュペード・ブルグンダー(ピノ・ノワール)で、 しっかりした味わいがあるけど重くはないです。食前酒としても良いし、色んな料理に合う、と思います!   ドイツのレストランやカフェで、ワインをグラスで注文すると、 ワイングラスには必ず!、0.2l(200ml)と書かれたところに線が引いてあり、そこまで必ず!キッチリ!注いでくれるんです。これまで例外に出会ったことは一度もありません。   これがベルギーですと超~テキトーとなり、店によっても店員さんによっても気分によっても?違い、運が良ければ並々と😆、アンラッキーなら「おい?!💢少ねえど!」となってしまうんですね。😣 で、 それがこのアール地方では、ワインの産地だからか?、グラスの線が引かれたところより少し多めに💕注いでくれるんです😍! 2ミリくらい多めに!! どのカフェでもレストランでもそうでした! 210~20mlくらいになるのかな。結構な量ですよね! カンパーイ!   残念なのは、多くのカフェやレストランが、まだ営業できない状態だったことですが。   アール川沿いに、大洪水の時の写真をパネルにして外壁に展示しているカフェを見つけました。入ってみようとしたら週末だけの営業で、その日は木曜日で閉店していました。 が、写真は見ることが出来ました。     手前にあるのは、災害にあったクルマの残骸。グシャグシャ。💦 屋根の下に、Flut-Foto-Ausstellung(洪水写真展)と書かれたすぐ下に引かれた波線~~~、ここまで水が来た、ということのようです! 9,24m、と赤い字で書かれてありました。 通常の川の水面位置から9,24m、ということでしょう。想像がつきませんね!   最後の写真パネルでもわかるように、幸いブドウ畑は斜面にあるため、大部分助かったんですね。 そして、多くのボランティアやドイツ国内及び世界中(日本も)のワイン業界などからの支援を得て、去年の秋もしっかり収穫が出来たのだそうです!🍇 そのワインの味わいは、きっと更に深く、格別ではないかと思うのでした。   つづく          

旅の記録(3)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方③」

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大洪水があったのは、去年2021年の7月14日。ベルギーとオランダのドイツ国境の近くでも、大きな被害がありました。 その4日後のネットニュースがこちらです。   https://kagonma-info.com/c0014/western-europe-flood-angela-merkel/     記事の一番初めの写真が、アルテンアール村の洪水直後のものです。 この写真では石の橋そのものは残っていますが、   今回訪れたアルテンナール村と周辺の村では同じようなガッシリした石造りの橋の一部、あるいは全部が破壊され流されたままになっているところが沢山ありました。川岸に立っていた家ごと流され、土台だけが残っているところもありました。水の力はすごい・・・。         アルテンアールの隣村マイショスはもっともっと悲惨な状況で、ゴーストタウン状態。   写真を撮る気も起きないほど、悲しいものがありました。 😔     更にアール川沿いに東に位置するデルナウ村も、ひっそりとほとんど人の気配を感じない中、 こんな派手な家を見つけましたよ!😃   ここも外壁だけが残っている家ですが、びっしりと楽しい落書きが! ど真ん中に書いてあるのは、AUFGEBEN IST KEINE OPTION.(諦めるという選択肢はない)   更に周辺を歩いてみたら、・・・あっ、ブドウ狩りの現場発見!!!   かなりの急 勾配ですが!!!😨 安全ベルトとかつけているのか??? 確認できませんでした。💦💦💦       このあたりで、週末だけ営業を始めたらしいカフェやレストランを見つけたので、滞在最後の日金曜日にまた訪れてみたところ、       あ、ちょうど開店したところ! 「どうぞどうぞ」と笑顔のマダムに迎え入れられ、中に入ると、 あら、素敵!💕     後から後からお客さんがやって来て、気が付いたらほぼ満席になってました!   ・・・そうかー、こんなふうに少しずつ確実に、復興しているんだな!✨     つづく                      

旅の記録(2)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方②」

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  9/12(月)、旅行初日。 アール地方・アルテンアール村の、予約したホテルに到着しました。ホテルというか民宿というか。   良い感じですよね!   で、チェックインして荷物を置いて、まず周辺を散歩しました。       典型的なドイツ建築。       飲み水?噴水? ああ、なごむな~。    ・・・しかし、アール川の近くに来たら、様相が変わってきました。           ガイドブックに写真が載っている名物ホテルは、外壁のみ残っており、                  その隣のホテルは外側も無残な状態。         向かいのホテルも外壁のみ残っていて、その前で飲み物と軽食の屋台営業。          川に面したアルテンアール駅も外壁のみ。線路も途切れ電車も不通のまま。                 駅に続くトンネルも橋も修復中でした。       Cafe Lana、だった。     カフェもレストランもワインのお店も、↑このように残念な状態のところが沢山。 「なんだー、三年ぶりの旅行なのにな~」「洪水の前に来てたらな~」と思ってしまった、まっちーこでした。 つづく                 

旅の記録(1)「ドイツ西部ワインの産地🍇アール地方①」

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今回から、新シリーズ「旅の記録」のスタートです! このブログを始めたのは、一昨年の11月、 コロナ第二波真っ盛りの頃で した。 その直前の「遠距離介護フィナーレ」日本帰国🗾を最後に、その後ずっと旅行に行っていませんでした。 そのコロナも今は割と治まっているため、9月12日から16日まで遅い夏休みで、ドイツ西部にあるワインの産地アール地方に5日間行ってきました!   なぜそこに行くことにしたかというと、 夫の知り合いがキャンプで行って来て「とても良かった!」と勧められたこと、ドイツは白ワインが有名ですがそこは主に赤ワインの産地であること(夫と私は赤ワイン党🍷)、そしてベルギー・ドイツの国境から遠くないためクルマで2時間半~3時間ほどで行けること、 が理由でした。 アール地方は、去年の7月にドイツ・ベルギー・オランダのそれぞれ一部で起きた大洪水の被害が最も大きかったところで、 でも調べたところ、もう観光客が沢山訪れているようなので、だいぶ復興したのだろうと思い、 丘の斜面に延々と続くブドウ畑🍇、周囲の山々⛰、合間の谷を流れるアール川、 風光明媚なところのハイキングと美味しい赤ワインを楽しみに行ってきたのですが、   大洪水の痛々しい痕跡がまだそこら中に残っていて、 「・・・・・」言葉を失ってしまいました。😧   幸いブドウ畑に関しては、丘や山の斜面に作られているため、大洪水の被害は最小限で済んだそうです。   つづく     丘の斜面にブドウ畑   岩山にもブドウ畑     こんな岩山急斜面にも!  ブドウ狩り、怖いよねっ!?😵