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ハロウィン🎃覚醒体験! ~ドタ遠(17)~

ハロウィン🎃覚醒体験 という別カテゴリーに入れましたが、 実質ドタバタ遠距離介護(17)でして、 ドタ遠(16)「滞在をお楽しみください」のつづきとなります。   そのような次第で、10月5日ドタ遠帰国よりベルギーに戻ってからと言うもの、私は、   「ベルギーのマジかよコロナ対策」「混乱極めるウチの病院」「決まりを守らん意識低すぎ(一部の)こちらの人々」に心を乱され、批判とジャッジの鬼👹と化し、悲しいかなブータレまくり💢の日々、を送っておりました。   そして、2020年10月30日、 「ベルギー、栄誉なきコロナ首位」の記事を読み、続いて、そんなベルギーの遅すぎロックダウン決定を聞き、気分落ち込み奈落の底~!、となったのは、プロローグで書きました通りです。   そしていよいよ、10月31日、ハロウィンの日!    ベルギーのイケてる話(1)でご紹介いたしました、ひきりんさんのブログによると、 https://ameblo.jp/hiquirin/ その日はハロウィンとしては46年ぶりの満月で🌝、しかもブルームーン&マイクロムーンだったのだそうです! 私は残念ながら見ていませんでした。😣 ・・・あ、で、初めに言っときますが、その日、特に、何も起きていませんので。ね。   は?   いや💦、あの、 外側の現象としては、です。   天上から光の玉✨が下りてきたとか、 ドドーンとカボチャの神様🎃が現れたとか、そういったことは、何もありませんでした。 ガッカリした? 御免なさい。🙇   では、何があったのかと言いますと、   「もう状況に振り回されるのは、嫌だ!!!」 という強い思いが、私に沸き起こりまして、   ふと、一か月前の「ドタ遠」を思い出し、どうしてあの時はすべてがうまく行ったのか? 滅茶苦茶大変な状況だったのに、どうして自分はそれに振り回されるどころか、苦手な事務仕事さえパッパカこなし、それを楽しむことさえできたのか??   と、つらつら思いを巡らしまして、   そして、「ああ、自分の心の在り方が、違っていたんだな!」と。「どう違っていたのか? ・・・うん、そうだった、・・・なるほど、そうか!」と、   既にお話し致しました、「決めて信じる、味わい楽しむ」の気付き☝に至った、と言う訳です。   「ドタ遠」ではそれが自動的に出来ていましたが、ベルギー

ドタバタ遠距離介護(16)「滞在をお楽しみください」

ドタ遠(15)「ベルギーへ」のつづきです。   ベルギーのコロナ第一波は、2020年2月末のスキーバケーション・シーズン後に起こりました。  イタリアなどで感染爆発が既に騒がれていましたので、ベルギーでも空港など国境でチェックが行われるだろうと思ったら、何と、ただの「野放し状態」でした。フランスなど周辺国も同様だったようです。   人々は何のチェックも受けず、通常通り帰って来て、 家族に会い、友達に会い、おじいちゃんおばあちゃんにも会い、こちら式挨拶の頬にキス三回をやり、握手して、ハグをして、仕事や学校に戻り、   コロナ第一波の、大爆発が起こったのでした。結果、ヨーロッパ中が相次いでロックダウンへ。   規制の甲斐あってベルギーでは6月ごろ状況改善が見られ、生活が少し通常に戻りました。が、ホッとしたのも束の間、8月初めには我が街アントワープで再び感染拡大が始まり、その後あちこちで増え始め、夏休み後の大爆発を懸念して、ベルギーでは空港や国境で「旅行者質問書」記入が義務化されました。   私も、そういう訳で、日本を発つときにオンラインで質問書に記入しました。機内でも、 オンライン記入が間に合わなかった人のために、書類を配っていました。羽田でも、乗り継ぎをしたフランクフルトでも、「ベルギーに行く人は質問書記入を忘れないよう」再三注意を受けました。   ところが、    到着したベルギーの空港内では、その書類を提出する場所もなく、オンライン記入したのか聞かれることもなく、更に、質問書記入後は、PCR検査を受けるべきかどうかの指示があるはずなのに、それもない!、まま!、だったのです!!!   唯一私が受け取ったのは、「ご記入ありがとうございました。ベルギーでの滞在をお楽しみください」というメール回答のみ。「もしや、どこかに仕掛けが?」と、穴が開くほど読み返しましたが、やはりそれだけ。 幸い、ベルギーの日本大使館から「日本人は入国制限なし、検査の必要も無し」という情報を得ていたので、それで良しとしましたが、   なんという、ことだ、ベルギー??!!   「旅行者質問書」がちゃんと機能していないらしい、ということは小耳にはさんではいましたが、これでは「野放し状態」だった第一波直前と、ほとんど変わりないじゃありませんか! すでに到来していた第二派は、その後当然のごとく勢いを増し、

ドタバタ遠距離介護(15)「ベルギーへ」

ドタ遠(14)「決めて信じる、味わい楽しむ」のつづきです。   2020年10月5日。いよいよベルギーに戻る日がやってきました。   夕方の便だったため、午前中は時間がありました。高齢者移転事務所で使った、母の通帳、印鑑、その他をご本人に返すためグループホームに行き、最後と言うことでほんの短時間、中に入ることが出来、母に会わせていただきました。 母は、・・・いたいた! 静かで、穏やかで、明るく和んだ雰囲気の中、他のお仲間と、お椀などの洗い物を布巾で拭いていました。このグループホームに入れていただき本当に良かった、と、目頭が熱くなりました。   所長さんに残りの手続き関係など逐一お伝えし、母とはハグもできませんから、遠くから「はい、またねー!!」と手を振り、職員の方々に「今後ともよろしくお願いいたします!」と頭を下げて回り、最後までドタバタしながら建物を出ましたら、 うっかりバスの時間を気にしていなかったことに気付き、「しまった💦」と青ざめた瞬間に、何とちょうどバスがやってきたではありませんか!🚌   おお、最後まで、「何故かうまく行った」!!🎊   羽田空港国際線ターミナルに到着すると、不気味なほど「しーん」と静まり返り、人は超まばら。夫にバームクーヘンを買っていくつもりでしたが空港のお店はすべて(国際線だけでしょうが)閉まっていまして、断念。   飛行機を待つ間、そしてガラガラの機内で、 この度のドタ遠をしみじみ振り返り、「やるだけやった」と満足していました。完璧ではなくても、すべてうまく行ったことにひたすら感謝し、嬉しい充実感を味わっていました。 ただその時はまだ、前回書きました自分の心の状態についての「気付き」には、至っていませんでした。   さて、ブリュッセル国際空港に到着したとたん、せっかくの満足・充実感に冷水💦💦を浴びせるような、「ベルギーの呆れる現状」が、私を待ち受けていました!😱 つづく    

ドタバタ遠距離介護(14)「決めて信じる、味わい楽しむ」

ドタ遠(13)「 何故かうまく行く!②」のつづきです。 ドタ遠のときの私の心境には、「決めて、信じる」以外に、「味わい、楽しむ」というものがありました。   ここ数年の帰国は、いつも初夏と晩秋でした。今回2020年は、9月中旬から10月初め。晩夏から初秋の日本を訪れたのは、20年ぶりくらいでしょうか。 初日の夕方、力強い蝉の大合唱が聞こえてきました! わー、蝉なんて、20年ぶりだ! ミーンミーンミーン、ツクツクボーシツクツクボーシ🎶!    その数日後、合唱団は蝉たちから秋の虫たちへと入れ替わり。松虫、鈴虫、チンチロリンチンチロリン、リンリンリン、なんと清らかで美しい! うっとりと聞き惚れながら、眠りにつくその心地よさたるや、ムニャムニャムニャ・・💤。   蝉も、秋の虫も、ベルギーにはいないのかしら。鳴き声を聞いたことがありません。   更に数日後は、「しん」とした静けさにすっぽりと覆われた、秋の夜。 季節の移り変わりを、こんなふうにしみじみと味わえる、これぞ、人生の彩り。   ドタ遠帰国とはいえ、こんなふうに「日本にいる」というだけで、心は浮きたち、研ぎ澄まされるのです。海外に住んでいらっしゃる方なら、きっとこの気持ちはおわかり頂けるでしょう。   独特の季節感、人々の礼儀正しさ、お店やスーパーで売ってる品物なんか、見るだけで至福!! わー、よもぎ餅! わー、メロンパン! お総菜コーナーも天国の如し! コロッケだ! 揚げ出し豆腐だ! もう、嬉しいの楽しいのなんのって、ぜんぶ買っちゃいたい!!   カフェに入ればお水が出てくる、レストランに入ればおしぼりも出てくる! トイレはピカピカウォシュレット! ああ、素晴らしい、ああ、至れり尽くせり! 街を歩いていても、どこにいても、ああ日本だ🗾、満喫しよう💕! となるんです。   まさしく、「今ここ」をひたすら「味わい、楽しむ」マインドフルネスが、努力なしで自動的にできてしまう状態、なわけです。   もちろん、滞在主目的はあくまでも「ドタ遠」。 意外な事態に遭遇!、まるで思った通りいかない!、超青ざめるしかない!!、・・・連日起こります。 ただ、通常と違うのは、そこで「落ち込んだり」「くよくよしたり」「自分を責めたり」「他人や社会を責めたり」「いつまでもブータレたり」   そんなことに割いている時間はない!!!  と

ドタバタ遠距離介護(13)「何故かうまく行く!②」

ドタ遠 (12)「何故かうまく行く!①」のつづきです。 「それだけではなかった」   他に、では何があったのでしょう? それは、「ドタ遠」時の 私自身の意識 、 心の在り方 、が、通常とは違っていた、ということでした。 まず、通常に、フツーに、考えてみましょう。 高齢の母は認知症で一人暮らし。一人娘の私は海外在住。 どんなことが起こるでしょう。良い想像は難しい反面、悪い想像は、いくらでも思いつきます。想像は妄想となり膨張し暴走し、たちまち自分自身がそこに巻き込まれ、嵐にもまれる小舟のごとし、となります。   5,6年前のことでした。 日本で母とテレビを見ていた時に、「家族5人と住んでいた認知症の男性が、 夜こっそり外に出てしまい(家族は誰も気が付かなかった)そのまま行方不明」といった実話が紹介されていました。 母は他人事のように、「認知症、コワイねー」 私はと言えば、「うわー💦 そうか、一緒に住んでたって、こういうことはあるんだ!」 勤め先の老人科でも、患者さんが病院を抜け出してしまうことが、稀にあります。そのまま見つからなかったことは幸いありませんが、「一体どうやって!!??」ということが起こったりするんです。絶対に安全な場所は、どこにもありません、ということです。 とにかく私としては、母の事は、   「 必ずうまく行く!! 」   と 決めて 、 信じる 、しかありませんでした。   「お母さんをベルギーに呼びよせればいいのに」、という人も結構いらしたので、ここでちょっと付け加えておきますと、まず本人が、「旅行で行くのは良いけど、住みたかないね」。 日本語で話せるのも私だけ、私と一緒でなければ本人どこにも行けず何もできず、一気に衰える可能性大。「老木は植え替えるな」と言うコトワザも、こちらにはありまして。   いずれにせよ、ゴチャゴチャ考えるのはストレスになるだけ。こうすればOK!という、確実な有効策も安全策もないし、あとは、何しろ母の人生ですから「本人の意向」を第一に、その時その時に対処するのみ、でした。    「必ずうまく行く!!」と決めて、信じる。 その根拠の皆無さにもかかわらず、 これはしかし、凄い力を発揮しましたよ! 母宅の電話機を皮切りに家電が次々に壊れたり、母の親しかったご近所お二方が相次いで引っ越すことになったり(能天気な母もこれには大ショック

ドタバタ遠距離介護(12)「何故かうまく行く!①」

ドタ遠(11)「さようなら実家」のつづきです。   さて、10月を迎え、日本滞在も残すところあとわずかとなりました。   実家とお別れした翌日10月2日は、生保申請結果が出る日でした。例の根拠のない確信どおり、OK!を頂きました!👌🙆    市役所で手続き各種を終えた後、幼馴染と待ち合わせてランチ。 「何食べたい?どこに行く?」と聞かれ、「お蕎麦!天ぷら蕎麦!!😆」 私が呼び出したのに、ここでもまたご馳走して頂いちゃいました!m(__)m💦   当初は10月4日にベルギーに戻る予定でしたが、コロナで便が欠航、5日に延期となりました。職場に伝えたところ、「あと1日休暇?!オッケー、何とかしましょう」。こちらも何故かすんなりと。 ホテルの部屋を簡易事務所にして手続き関係の残りと、あとは友人に会ったり100均など買い物三昧するつもりでした。コロナで今度いつ日本に来られるかわかりませんからね、あれもこれも買っとかないと。   が、いや待てよ、滞在が1日伸びたのなら、前々から是非!!受けたいと思っていた、「研勢塾」の初級講座を受けよう! と思いつきました。   「研勢塾」は、「すべての武道・武術に通じる極意」を個人指導しているところで、太極拳の姿勢と動きを日常生活に活かす取り組みを続けている私は、2年前にその先生のブログに出会い、 「こ、これだっ!!!!!!!!」 と、完全にハマってしまいました。 が、海外在住ですし、帰国と言えば「ドタ遠」、受講する機会はそれまで全くなかったのです。   「初級講座・全6回を3~4日間でやる、というのは無謀かな。いや、そもそも今から予約ってのが、無理でしょう、ふつう💦」と、まあダメもとで問い合わせてみたところ、 「その日程とその時間帯なら、それぞれうまい具合に、全部空いてます!」と、先方もビックリ!! 他の生徒さんの病気ドタキャンが重なって、のことでした。   いやー、今回受講出来て、本当に良かったです!! 折良く先月から、研勢塾のオンラインサロンが出来たので、そちらで受講を続けています。   研勢塾については、取りあえず、ここまでにしますね。ご興味が湧いた方は下記へどうぞ。 https://ameblo.jp/yspo/     と言う訳で、この度のドタ遠。最後の最後まで 、「何故かうまく行く!」のオンパレードでした。🎊   こ

覚醒体験後(15)コロナの巻⑦

その間うちの老人科、職員の感染者は増え続け、現在10人ほどでしょうか。ただ、ありがたいことに重症だったTさんは回復中、他に今のところ重症者は出ていません。   私も軽症で喜んでいましたが、ある時点から回復が非常に遅く、この5日間ほど熱37度5分くらい、動くと咳が出る、という状態が続いています。症状が消えて少なくとも3日間経ったら自宅隔離を終えていいので、28日月曜日から仕事に戻る予定でしたがNo Goとなりました。😕   因みに、こちらでは38度からが「熱」なんですよ。ビックリしませんか? 私はしました。西洋人は平熱が37度くらいだから、ということです。うちの夫は平熱が35度台だったりしてますが。 で、日本は37度からが「熱」かと思っていましたが、37度5分から、なんですね。いずれにしても私は、こちらでは熱はなく、日本では熱がある、わけですわ。   アメリカの研究によると、ここ150年ほど人々の平熱は下がり続けているそうでして、この「熱」の基準も見直しが必要かもしれませんね。 また、平熱が低いと免疫力が下がって良くない、と良く言われますが、平熱が低い人のほうが実は長生きする、という調査結果もあるのだそうです。   以上、わかったようなわからんような、「世界熱事情」でした。ダラダラ書いただけで何のオチもありませんが。m(__)m   さて、昨日PCR検査を受けた夫は、陰性でした!🎉    私は感染力をまだしっかり保持しているので、引き続き注意が必要ですが、これは嬉しいクリスマス・ニュースでした!!🎅     つづく