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覚醒体験後(7)難聴の巻⑤

難聴の巻、その⑤でございます。   A「完治する人・三分の一」 B「回復するが完治はしない人・三分の一」 C「全く回復しない人・三分の一」  こう言われたら、皆さんは、自分はどれっぽい? って思われますかしら? 私はAです。おめでたい人です。🎊  でも、Bかもよ? Cかもよっ? って気持ちがないわけではありません。いや、実はすごくあるんです。でも、「大丈夫だぜ」と自己暗示かけて良い結果があったこれまでの経験から、「Aだぜ」という気持ちが、俄然優位に来るわけです。 「ABCのいずれかは、初めの難聴の度合いによる」、という説もサイトで読みました。   私の場合、初めは指を右耳に突っ込んでグリグリ回しても、その指の擦る音が全く聞こえませんでしたので、最悪の度合い、でしょうか。 耳鼻科ドクターで出された薬も、ホームドクターに報告したら「わ、そんなに」という反応でしたので、ヤバい部類であることが十分考えられます。   そこで、BだったらCだったらの場合に備え、シナリオを考えてみました。   片耳聞こえなければ、夫がブーブー言い出しても顔の向き変えるだけで、 夫婦円満! 耳鳴りは宇宙との交信、意味わからんでもほっとけば、宇宙が何とかしてくれそう! もし左耳も同じになったら?  もっと夫婦円満! みんなと仲良くできそう! 絵の才能が開花される! ブログ書きには何の支障も無し! それどころか、もう宇宙人になって、「宇宙の中心で、愛を叫ぶ」にバージョンアップ!!   ・・・なんと、良いことだらけじゃありませんか!🎊   つづく      

ドタバタ遠距離介護(6)「社長秘書」

ドタ遠(5)「引っ越し終了」のつづきです。   一番サッサと済ませられるのは、引っ越し関係の手続きだろう。と思っていましたが、「とーんでーもなーい」ものもありました。その一つは、「転居届」です。 「ご本人の委任状が必要です」「委任状書式をダウンロードしてください」 ・・・実家にはパソコンもプリンターもなく、私のミニノートPCでダウンロードは出来てもプリントアウトが出来ません。電話で問い合わせたところ、 書式 も全部手書き 、が解決策! ひえ~! じゃやるしかない。やりました💦。 お次は、ご本人の署名・押印。 グループホームは団地から近いと言っても徒歩・バス・徒歩で30分、書類抱えて社長の元へサインもらいに行く秘書さながら。 しかもコロナです。グループホームに行く前に事情説明して許可をもらい、ホーム到着後は入口で手の消毒と検温、名前と時間と要件を記入。フェースシールドをしてやっと中に入り、2階に上がって社長室をノック。「あら~~!💕」とノーテンキな歓迎を受け、 「早速ですが社長、ここに署名してください」 「何この紙?」 「転居届のための、委任状 です」 「ああ、そう。どこに署名するの?」 「ここですよ」 「はいはい。署名ね。ボールペン、ボールペンっと。で? 何なのこの紙?」 「転居届の委任状ですよ、ここに署名してね」 「ここね。わー、字が曲がっちゃう~! わー、変な字~!(笑)」 「読めるから大丈夫でしょう」 「大丈夫かな。オッケー! で? この紙何だって?」 「・・・(^_^;)」 さらに大変だったのが、KDDIの電話移転。 「転居先がグループホームの場合は、契約内容が変更になります。変更は電話で出来ますが、ご本人が電話口に出る必要がございます」 ・・・「社長ご訪問」のドタバタをまた繰り返し、KDDIに電話しご本人を電話口に、その後は代理人(私)が契約変更の説明を延~々~と受け、「では新しいアダプターを転居先のご住所にお送りします」。 ホッ。としたのも束の間、「アダプターお受け取りの際は、運転免許証か、顔写真付きマイナンバーカードが必要です」「そこにお客様の新住所が記載されていないと、受け取りが不可能となります」   な・ん・で・す・とっ?!😵 どっちも持ってないんですが、うちの社長。「作

ドタバタ遠距離介護(5)「引っ越し終了」

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ドタ遠 (4)「生保申請」の続きです。   怒涛の引っ越しも、無事終了。新しいお部屋に、天然母も大満足のご様子。😃   ああ、よかったよかった。ちょっと一息いれました。🍵🍡   でもやることは、まだまだまだまだの、テンコ盛り! 特に手続き関係ですが、事務仕事が苦手な私にとっては、人生の一大チャレンジ!(ちょっと大げさ) 生保の手続きは一段落しましたが、母は成年後見人も必要で、これまた申し立て準備の山!なのです。  そして、引っ越し関係あれこれ。転居届、公共料金、電話の移転、諸々の住所変更。 実家の片付けも、出来るだけ自分でやって、最終的には片付け業者さんにお願いするつもりでしたが、その業者さんも2~30万円かかるという話💦、良さそうなところをいくつか厳選して、更に見積もり比較しないと、ね。   滞在は、すでに残り2週間半。すべてやり終えるには、優先順位を間違えてはいけません。   「えーと、まず団地の引き払いを9月末日にするには、解約手続きは2週間前までに、か。今日は?9月17日。 ・・・!! 今日しなきゃ、でしょ~~~~っ!!!」  💨💨💨 そんな調子で、手に汗握る日々が続きました。(^_^;)   団地の実家は、このように、しばらくのあいだ「高齢者移転事務所」兼「がらくた市」の様相を呈しておりました。   つづく

覚醒体験後(6)難聴の巻④

難聴の巻、その④でございます。   救急外来の中に入ったら、待合室は、あら! 空っぽ!😮   ヒマしてる職員に極上の笑顔で迎えられ、ドクターはそれは丁寧に話を聞いてくれました!が、次に行くべき耳鼻科外来はもう終了、「明日予約が取れるか試しても良いですが、すでに他の耳鼻科に明後日水曜日の予約があるなら、それでいいと思いますよ」と、ドクター。 まっちーこ:「とおっしゃいますと、明日でも明後日でも大差はない、一刻を争うほどではない、ということですね?」 ドクター:「そういうことです。でももし症状が急変することがあったら、また来てください。夜間でも耳鼻科のドクターを呼び出しますから」   原因不明の突発性難聴は、 まだまだ研究途上で、ドクターに寄ってこのように見解が違う、ようです。(^_^;)   翌日水曜日。予約を取っていた耳鼻科を訪れました。 始めて行った耳鼻科でしたが、ドクターは超フレンドリー、診察も丁寧、良い印象を受けました。    検査の結果、私の右耳は低音だけ聞こえていて、中音・高音の聞こえが著しく悪い。が、鼓膜にも全く異常は見られず、やはり「原因不明の突発性難聴」、との診断を受けました。   考えられる原因として、内耳感覚細胞のウイルス感染説、そして、内耳の血流障害説。 薬も「可能性としての原因」に対する4種類が処方されました。 ステロイド薬、血流改善薬、血液サラサラ薬、そして脳の働きを良くするビタミン配合薬。   「ヘヴィーな薬ばかりですが、治るために2週間、頑張って飲んでくださいね」と、耳鼻科ドクター。元々薬嫌いで、ここ10年以上何の薬も飲まなかった私は、ちょっと後ずさり。💦   この奇妙な病気は、「完治する人が3分の1」「回復しても難聴が残る人が3分の1」「残りの3分の1は治らずに終わる」のだそうです。これも、ドクターや医療サイトに寄って、多少の違いがありますが。   薬局で買い揃えた4種類を、食卓に並べてみました。す、すごい量です! うーむ・・・。   「まあでも、ね。こうして御縁があって服用させていただくことになりました。ここはひとつ、仲良くやりましょう。リラックスを心がけ自然治癒もして行きたいので、是非サポートいただければ幸いです。 副作用はお手柔らかに。m(__)m」   と、ごあいさつし、謹んで飲み始めました。  つづく    

覚醒体験後(5)難聴の巻③

 難聴の巻、その③でございます。   月曜日を迎えました。   日本ですと、耳に異常があれば耳鼻科に行きますね。こちらでは、何であれまずホームドクターに行くのが一般的です。 直接耳鼻科に行っても良いのですが、予約が必要で、たいがいすぐには診てもらえません。が、ホームドクターでも、内科はもちろん、皮膚科、耳鼻科、眼科、精神科、婦人科、などなど、すべての基本的なことは解決してもらえます。 ホームドクターの判断で専門医に行くように言われる場合は、紹介してもらえたり、所見を書いてもらえたり、緊急の場合はドクター自らが予約を取ってくれたりもします。   そういう訳で、私が朝一で向かったのは、ホームドクターでした。   症状を説明し、 聴力テストを受けたところ、右耳は、例のバラエティーに富んだ耳鳴りなのかテスト音なのかよく分からず、結局ほとんど聞こえなかったようで、左耳は異常なし。 続いて耳の中を見てもらったところ、外耳・中耳に炎症はなく、何か詰まっているでもない。内耳の問題でしょう、と。 ドクターは、とにかく一週間仕事を休むよう診断書を書いてくれ、耳鼻科にも電話してくれましたが、ずっと話し中だったため、受付の人が引き継いで、電話で予約を取ってくれました。 それが、緊急だと言うのに、2日後の水曜日。😕 家に帰り、職場に電話して、諸事情と休む旨を伝えました。   その日の夕方、職場の看護師長から電話があり、慌てた様子で、 「水曜日なんて遅すぎる!!、って、うちの科のドクターは言ってるわよ! うちの病院の救急に行きなさい、って!  今すぐ !!」 「は~~~?!」😵   ホームドクターに電話し、「どうしましょう?!」 「そうですか、職場のドクターがそうおっしゃるんなら、行ったほうがいいですね。僕も、後で受付の人から水曜日と聞いて、今日明日中には予約取れると思っていたので...」 「面倒なことになったなー、救急はいつもドタバタで、超~待たされるし、救急ドクターは話ちゃんと聞いてくれないし」と、重~い足取りで家を出た私でしたが、 はっ💥、こんな時こそ、 リラックス 、だっ! こういう経験って、後から思い出して、「そうそう、あの時は焦ったなー(笑)」ってね。 色んなことあって、それを味わって乗り越えて、楽しいんだね、人生は。👍   美しい晩秋の夕暮れ、紅葉もそろそろ終わりを迎え、

覚醒体験後(4)難聴の巻②

難聴の巻、その②でございます。   ネット情報が沢山あって有難いご時世ですが、ありすぎも困りものですね。 私の右耳の症状は、どうやら「突発性難聴」というもののようなのですが、原因不明、治療法も模索中で確立はしていないとのことで、 サイトに寄って色々でして、   「48時間以内に耳鼻科へ!!! 取り返しのつかないことになるかもしれません!!」 というギョッ!!💣とするものもあれば、 「1週間以内に検査しましょう。2週間以上放置すると症状が定着する可能性があります」 と、少し落ち着きを取り戻すものも。😌 とにかく週末で医者に行けないので、情報に振り回されるのは辞めて、日曜日はとことんリラックスすることにしました。🍵 「病は気から」と言いますね。経験したことのない耳の違和感は、正直不気味~ですが、「ぼわーん」として気持ち良い、という解釈も、不可能ではない。初めはちょっと無理がありましたが、 「右耳、奥のほう、気持ちいいなー、あー、気持ちいい」「細胞から何から、ゆるゆるほぐれてきたなー」と自己暗示かけ続けていたら、ホントに気持ちよくなってきました。(単純)👌   耳鳴りも、ワイルド→マイルドに、せわしない「シュシュシュシュ🚂」も来なくなり、 「キラキラキラ・チラチラチラ✨」を常にバックに、時折「ピヨピヨピヨ🐤」、「キーン🌠」、そしてお馴染みのモールス信号が、代わる代わるソロで登場。🎶🎶🎶 面白いじゃないですか、やっぱり! 宇宙との交信でしょう、これは、ねえ?   いつしか頭痛は消え去り、音に超過敏でもなくなり、元気が出てきました!  右耳を触ってこすってみたら、土曜日はその指の音さえ聞こえなかったのに、少し聞こえてきたではありませんか!!   おい、治るぞ!!??  つづく    

覚醒体験後(3)難聴の巻①

覚醒体験から3週間がたちました。   ベルギーのコロナ状況は、ロックダウン後少しずつ改善を見、一日の感染者数もピーク時2万人から5千人を切るまでに下がりました。 総人口は東京より少ないので、東京と比べたらまだ10倍も。でも減っているのは有難いことで、東京は逆に増えているのが気になりますね。   勤め先の病院も、コロナ患者数は減りつつありますが、変化続きのカオス状態は相変わらず。そのせいか今週は、職場で「困った状況」「苦手な状況」に随分出くわしたのですが、エネルギーに戻る技(?)のお蔭で、運気回復も早かったように思います。 まあ、良い感じだな、と思っていました。   ところが、木曜日の夜。寝る準備をしていたら、突然右耳の耳鳴りが始まりました。 翌金曜日も続き、鳴り方も、 「ぶーん」「キーン」「しゅー」「シュシュシュシュ(蒸気機関車みたいな)」と変化していき、鈴の音やモールス信号まで加わってきました!  「おお、これはきっと宇宙と交信しているんだ!」、と面白がって喜びつつも、仕事中は「耳鳴りのせいで聞こえづらいな」と感じ、 翌土曜日の朝、右耳が、全く聞こえていない、ことに気が付きました。💦   や、やばいんじゃないか? と、ネットで検索。 突発性難聴か、あるいは違う病気か、いずれにしても、 「一刻も早く受診しましょう、できれば発症後2日以内に!!」。 えーっ、そう言われても、週末に入ったばかりですよ! 仕方ないので月曜朝にドクターの予約を入れました。 さすがに不安に駆られ、「宇宙との交信」にも心躍らず、良く聞こえないのに音に過敏になり、耳の違和感、頭痛、で、エネルギーに戻る技も、空振り三振・・・。   🎃覚醒体験前日のような、不安と落ち込みの状態に戻ってしまった私まっちーこの耳に、ひたすら打ち続けられるモールス信号。   難聴の巻、今後の展開やいかに?!   つづく