覚醒体験後(5)難聴の巻③
難聴の巻、その③でございます。
月曜日を迎えました。
日本ですと、耳に異常があれば耳鼻科に行きますね。こちらでは、何であれまずホームドクターに行くのが一般的です。
直接耳鼻科に行っても良いのですが、予約が必要で、たいがいすぐには診てもらえません。が、ホームドクターでも、内科はもちろん、皮膚科、耳鼻科、眼科、精神科、婦人科、などなど、すべての基本的なことは解決してもらえます。
ホームドクターの判断で専門医に行くように言われる場合は、紹介してもらえたり、所見を書いてもらえたり、緊急の場合はドクター自らが予約を取ってくれたりもします。
そういう訳で、私が朝一で向かったのは、ホームドクターでした。
症状を説明し、 聴力テストを受けたところ、右耳は、例のバラエティーに富んだ耳鳴りなのかテスト音なのかよく分からず、結局ほとんど聞こえなかったようで、左耳は異常なし。
続いて耳の中を見てもらったところ、外耳・中耳に炎症はなく、何か詰まっているでもない。内耳の問題でしょう、と。
ドクターは、とにかく一週間仕事を休むよう診断書を書いてくれ、耳鼻科にも電話してくれましたが、ずっと話し中だったため、受付の人が引き継いで、電話で予約を取ってくれました。
それが、緊急だと言うのに、2日後の水曜日。😕
家に帰り、職場に電話して、諸事情と休む旨を伝えました。
その日の夕方、職場の看護師長から電話があり、慌てた様子で、
「水曜日なんて遅すぎる!!、って、うちの科のドクターは言ってるわよ! うちの病院の救急に行きなさい、って! 今すぐ!!」
「は~~~?!」😵
ホームドクターに電話し、「どうしましょう?!」
「そうですか、職場のドクターがそうおっしゃるんなら、行ったほうがいいですね。僕も、後で受付の人から水曜日と聞いて、今日明日中には予約取れると思っていたので...」
「面倒なことになったなー、救急はいつもドタバタで、超~待たされるし、救急ドクターは話ちゃんと聞いてくれないし」と、重~い足取りで家を出た私でしたが、
はっ💥、こんな時こそ、リラックス、だっ!
こういう経験って、後から思い出して、「そうそう、あの時は焦ったなー(笑)」ってね。
色んなことあって、それを味わって乗り越えて、楽しいんだね、人生は。👍
美しい晩秋の夕暮れ、紅葉もそろそろ終わりを迎え、気の早いご家庭は、もうクリスマスの飾り付け。
救急に、到着しました。
つづく
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