ベルギーのイケてる話(2)「絶望から生まれたビール」
去年、FM東京(全国ネット)「世界のタカラモノ」と言う番組に、人づてのご紹介で出演し、そこでさせて頂いたベルギー・アントワープに纏わるお話のひとつを、以下ご紹介しますね。
それは、ベルギービールについて、です!
<a href="https://pixabay.com/ja/users/mrsvickyaltaie-5621291/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=2404150">Victoria Al-Taie</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=2404150">Pixabay</a>からの画像
独特の風味で日本でも大人気のベルギービールですが、実はこれ、「あれもない」「これもない」という、絶望的な状況から生まれたものなのです!
どういうことか、と言いますと、
ベルギーは葡萄が取れずワインが作れない、そこでビールを作ろうとしたが良質のホップも 採れない!、そんな悲しい土地柄でした。しかし、それでスゴスゴと諦めるベルガエ族でしょうか? いいえ、とんでもございません! 彼らは知恵を絞って工夫を凝らし、ホップを補う形で様々なハーブやスパイスを加えて、頑として(?!)ビールを作ることにしたのです!
一体どれほどの試行錯誤があったことでしょう。「やっぱり駄目か」とガックリ肩を落としたことも、一度や二度ではないでしょう。 それでもまたヤル気と情熱を取り戻し、加えるハーブや熟成の仕方をとことん追及、そしてついに、何と1000種類を超えるビールを作り出し、それぞれのビールの特徴を最大限に引き出すための形の違うグラスまで考案! 他に類を見ない繊細でバラエティーに富んだ風味は、世界中にファンを生み出すところとなりました!
私たちも今、コロナで「あれもだめ」「これもだめ」、希望に満ちた状況とは言い難いですが、ない「葡萄」と「ホップ」はもう仕方がない、思い切り視点を変えて「ハーブ」や「スパイス」を探そうではありませんか!
頑として「運命を切り開く!」と決めて、ひとりひとりに相応しい、絶妙な、激旨人生を作っていこうではありませんか!
いきなり演説調になりましたが💦、こんな状況だからこそできることを見つけて、それを楽しく(これ大事)やっていけば、必ず道は開ける、ということを、ベルギービールが証明しています。ね。
ということで、「ベルイケ(2)」、まっちーこパワー全開のまま、締めくくりたいと思います。
ありがとうございました!👏
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