ベルギーのまとまらない話(14)「結果オーライ?」
前回記事の続きになりますが、
一昨日の土曜日、同僚宅で行われたガーデンパーティー、コロナ規則違反を危惧して行かないことにしたのは、私だけでした。
パーティーの最中にわか雨に2度見舞われたものの、幸いドシャブリには至らず、
翌日の日曜日に、豪雨⛆・雷雨⚡に見舞われたアントワープでした。
今日月曜日、仕事に行ったところ、
「まっちーこ、私たち8人以上は屋内に入らなかったよ! 残りの人たちは庭のパラソルで雨凌いだんだよ!」「来りゃ良かったのに」
と、同僚Lさんと看護師長Iさん。
まっちーこ「 それは結構、でもラッキーだったんだよ。昨日のような豪雨だったら、そうはいかなかったでしょ」
お二人さん「・・・たしかに」
職員みんな3月にワクチン2度目を受けているので、 感染の確率はかなり低いはず。でも今現在病棟にはコロナ患者さんが二人いて、変異ウイルスなのか何なのか不明。病院側も調べない?らしい。看護師長もその辺把握していない、という状況です。
もしデルタ株だったら、感染力も重症化の確率もワクチンに対しても、強いわけで、
ちょっとした油断、ミスで、またしてもクラスターの可能性は充分にあります。
すでにそのような事例がベルギー国内の老人ホームで起きており、入居者12人が亡くなったのはつい最近の事。入居者も職員もほとんどがワクチンを2度受けていたにもかかわらず。
まだ気を抜くには早すぎる、と思う所以です。
まあ今回のパーティーは「結果オーライ」だった、・・・と言い切るのもまだ早いかもしれませんが。
一方で、気を抜けない状況が余りにも長く続いているので、「ちょっとくらい息抜き欲しい、楽しいことしたいよっ!!!」という同僚の気持ちは、そりゃあ良くわかります!
特にベルギー人は、社会全体のために個人的意向(自分のやりたいこと)を犠牲にすることが難しい人たち。
ベルまと話(3)「フスティング!」参照⤵
https://yorochumacchi-ko.blogspot.com/2021/01/3.html
日本人とは大分メンタリティーが違います。
20年住んでる私は、こちらのメンタリティーに大分染まってきてはいますが、 今回は水と油のまま。
たとえ「うぜえー!!」「日本人融通効かねえー!!」と思われても、淡々と己を貫くまっちーこ!👍
ただ、こちらの人たちの良いところは、
このような場合に「付き合い悪い!」「雰囲気ぶち壊し!」「空気読めー!」などと言って非難するようなことは、まずない、ということです。
人の迷惑顧みず、ということでなければ、他の人たちがどうだろうと自分は自分の考えで行動することを、お互いが認め合う。
そんな暗黙のルールが存在しています。 👍
因みに、ベルギー人である私の夫は、今回の私の考えと行動に、諸手を上げて賛成でした。
これは、大変ありがたいことです!👍👍👍
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