ふしぎ体験(8)「ノルマンディーにて⑧最終回」
ふしぎ体験(7)「ノルマンディーにて⑦」のつづきです。
「どちらでもいいですよ! お好きなほうで、ね!」
・・・その後も普段の生活では、彼の事を忘れていることがほとんどです。
ごくたまに思い出しても、・・・ええと、ジェームスさん? 健太郎?
「お好きなほうで」と言われても、ねえ。まどろこしいので、 ジェームスの愛称ジミーと健太郎をミックスして「ジミケン」と呼ぶことにしました!
呼称は決まったものの、ジミケンとの「交信」は、その後は全く!と言っていいほどありません。
実は私は昔から、弟の魂は自分に同化している? ような気がしていました。一つの身体に、二つの魂が入ることも良くあるのだとか。
皆さま私の文章を読んですでにお気づきかもしれませんが、私はどうも考え方・感じ方が女性より男性に近いところがあり、外側から見てもわかるらしく、少年っぽいだの中性的だの、よく言われます。
弟が同化しているのだとしたら、あの時あえて分離して登場したことになりますね。何のために?「己の深い魂の声」を聞くために? そして再び自分に同化しているのだとしたら、ほとんど思い出さないというのも理にかなっている?
まあ、ヘンな人のヘンな考え、と思って読み流してください。💦 あ?ここまで続けて読んでくださっているということは、あなたさまもちょっと変人?😄
・・・さてここで、後日談です。
2015年9月、再びノルマンディーを訪れ、同じホテルに泊まりました。因みに私のではなく、夫のアイディアです。
また何か起こるかな??と思っていたら、20部屋ほどある中から、また前回と同じ部屋に通されました。
「6年前もこちらに来たのですが、その時も同じ部屋でしたよ」とホテルの人に言ったところ、「へえ、そうですか! ああ、あの部屋がある棟はね、来月から大改装することになっているんです。丁度その直前でしたね」
前回2009年の訪問時は曇りがちで肌寒く、アロマンシェ海岸「ゴールドビーチ」はD-DAYに思いを馳せるに相応しい、閑散とした雰囲気でした。
2015年の訪問時は素晴らしいお天気で🌞、ビーチは海水浴客で賑わい、同じ海岸とは思えないほど明るく楽しい雰囲気でした。
ノルマンディー滞在後、フランス・ベルギー国境付近の街に立ち寄り一泊。その時のホテルも20部屋ほどあり、すべての部屋にフランスの地方の名前が付いており、私たちの部屋は「ノルマンディー」。
「なんだ?!ノルマンディーから来たのにノルマンディーに戻ってきちゃった!」、と言って大笑い。😆
この滞在中に霊体験はなく、こんな「偶然」があっただけでしたが、そこに笑顔のジミケンが、ちらほら見え隠れしていました。😃
完✨
コメント