太極拳と私(2)「アレクサンダーテクニーク」
副業のスタートを切ったとはいえ、未だに準備中で、
施術サロンをもっと居心地良いものにしようと思い直し、威圧感があった縦長の棚を別の部屋に移して、横長の天然木キャビネットを備え付けました。
キャビネットの上に、去年森を歩いていて拾った巨大な松ぼっくり二つと、小さな肉厚植物を飾りました。
壁が寂しくなったので、絵を飾ろうと思いオンラインで探しましたが、これ!と言うものが見つからず、
絵ではなくて、「書」もいいな!
で、探していたら、
ふと、「縁」と言う字に目が釘付けに。
縁。
自分を信じるのは、難しい時もある。
何かあるとすぐにしぼんでしまう「自信」。
けれど、自分をこれまで取り巻いてくれた縁、自分もその中に含まれ孤立してはいないのであろう、縁。というもの。
これは、信じられる。いつでも信じられる。
これまでの出会い、今思い返せば、すべてが学ぶため、楽しむため、人生を豊かにするためのものだった。
ならば、これからもそう。これからサロンや教室に来てくださるであろう方々、満足される方、されない方、すべて「縁」。
ならば恐れることなく、ただ信じよう。
折しも「人との縁、大切に」という書が見つかり、おお、これにしようかな!と思ったところです。(縁は人だけではなく、動物も、場所も、物質も、すべてですけどね)
・・・さて、のっけから話がそれましたが、
気功のF先生との出会いも、大きな縁でした。
前回お話ししたように、ベルギーに移住してからもたまーーーーーにいきなりメールが来て、それがいつも絶妙のタイミングで私に必要な情報だったのです。
そのひとつが、アレクサンダーテクニークでした。その頃(12年ほど前)私は、股関節から始まって身体中を順番に痛めており、老人科看護助手の仕事を続けることが危ぶまれていました。
アレクサンダーテクニークは、自分が無意識にやっている不必要な身体の緊張、不自然な使い方に気付き、それをやめていくことを学ぶ、というものです。
仕事が原因で腰が悪い、などと良く聞きますが、同じ仕事をしていても腰が悪くならない人もいます。つまり、仕事が原因と言うよりは、その仕事をするにあたって自分が間違った体の使い方をしているから、と言えるわけですね。
近所に教えてくれるところを見つけたので、正直藁にもすがる思いで、習いに行きました!
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