レイキと私(3)「ハート泥棒達と気功との出会い」

アラフィフ起業大成功!(4)「レイキと私②」のつづきです。

 

若いころの私は、人を癒すよりも楽しませる方に興味があり、

東洋医学の道には進まず、バイトしながら演劇やったりバンドやったり。

 

劇団、ロックバンド、声楽、民謡、ジャズダンス、日舞、興味の向くまま色々試しました。が、どれも器用貧乏で終わってしまい「これだ!」というものに出会えず、20代後半は焦燥感と自己喪失感に囚われ初めていました。😓

 

「ああ、私は何をやってもモノにならない。そもそも私は、何を求めているんだろう??」。

 

その頃のことです。

街中でフト、車いすを自力で漕ぎながら坂道を登っていく青年の後ろ姿を見かけ、あまりのカッコよさに目を奪われました。

続いて、図書館で見かけた脳性麻痺と思われる女性が、絞り出す小声と震える指で付き添いの人に指示を出しながら本を選んでおり、何故かその光景にもスッカリ心を奪われました。

 

出会うべくして出会った、ハート泥棒たち💕!! 

是非彼らのような方々とお近づきになりたい! と、近くにあったボランティアセンターに行ってみたのが、その後、障碍者自らが主宰する自立支援運動に、介助者として長くかかわることになったきっかけでした。

 

そこで学んだことは計り知れませんが、これについてはまたいずれ別の機会にお話ししますね。

 

で、障碍を持つ方々の自立生活を支える在宅介助を8年ほどやりまして

 

その間介助者として最も長く深くかかわらせて頂いたのは、施設を飛び出し長年一人暮らしを続けておられた、重度身体障碍をお持ちのツワモノ女性、Mさん。

 

その方のところに、定期的に治療にいらっしゃる気功の先生がおられまして、

その方、F先生は東京に治療院をお持ちで、障碍者自立支援にも関わっておられ、出張治療もなさっていました。

 

大変ざっくばらんでエネルギッシュなF先生は、「介助者はみんな腰わるいからねー。はい、治療するからそこに寝てー!」と、Mさんだけでなく我々介助者も、フツーに当然のように無料で治療してくださいました!


F先生の治療は、基本的に患者である我々の頭、首、足など数か所を、手や指で軽く触れているだけでした。そして治療後は、ガチガチだった肩、背中、腰がすっかりほぐれている!


「うーむ、これが気功治療と言うものかー」と、また東洋医学への興味が、ムクムクと頭をもたげてきたのでした!


 

つづく

 



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