ふしぎ体験(9)「スマトラ島にて①」
「ノルマンディーにて」シリーズが終了しましたところで、
私がこれまでに遭遇した、2大ふしぎ体験のもうひとつを、続けてお話しさせて頂こうと思います。m(__)m
それは、「スマトラ島にて」起こりました。
とはいえ、私はスマトラ島に行ったことはないのです。今生では。
はい。このシリーズは、私の過去世体験でございます。
1995年頃、まだ日本に住んでいた時のこと。
友人が、「過去世体験」というCDを貸してくれました。そのCDの誘導に従うと、催眠状態となり、前世ないし過去生が蘇る、というのです。
まったくの興味本位でやってみましたところ、以下のような、鮮烈なイメージと物語が浮かんできてしまいました!
子供時代。足元を見ると、はだし。
足の裏がとても硬くて頑丈なのが、自慢。
褐色の肌、引き締まった身体、漆黒の髪。小柄で痩せっぽちながら大変な働き者の少女、それが私。
大自然と人々と調和しながら、日々汗を流して働き、困っている人がいれば助け、みんなが幸せになるように知恵を出し行動するのが何よりの喜び。
愛情あふれる家庭。優しい村人たち。美しい自然に囲まれたのどかな村。
森に行くといつも出会う、派手な色の鳥が一番の友達。
一風変わった子供である私には、予知能力のようなものが備わっており、それで村人たちの問題を解決することが多く、みんなに慕われ大事にされている。
早く大人になって、もっともっと人々に、村に貢献したい。
私が住んでいるところは? スマトラ島。
17歳。恋人が出来る。瞳に深い優しさをたたえた青年。私の人生の中で最も輝いた年。
しかしその後、ようやく大人になろうとする私に、これまでの調和をくつがえす異変が起こる。
17歳をピークに、予知能力が衰えて行くのである。
そうとは知らず相談に来る村人たちに、正直なことを言えず当てずっぽうな予言・助言をしてしまう。
まぐれで当たったり、当たらずとも遠からずだったり。誰も自分を疑わない。
調子に乗ってそのまま「うそ」を通す。曖昧で意味深長なことを言えば、人々が後で辻褄が合うように解釈してくれることが分かり、その手を使い続ける。
ところが遂に大失敗! 私のいいかげんな「予言」がもとで、一人の子供が、なんと死に至ってしまう!
つづく
<a href="https://pixabay.com/ja/users/timoschluter-4002401/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=5037862">Timo Schlüter</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=5037862">Pixabay</a>からの画像
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