ドタバタ遠距離介護(8)「お別れ会」
ドタ遠(7)「片付け業者」のつづきです。
これまた帰国滞在中にメドを付けなければならなかった、母の「成年後見人申し立て」。
ネットで調べても、まあ複雑で、どーしたらいーんでしょー?? と言う感じでしたが、敏腕ケアマネの妹・Yさんが司法書士、と言う願ってもない偶然で、この信頼できるお方に申し立て準備をお願いする運びとなりました。私のほうは、Yさんの指図で必要書類などを用意するだけで済みました! ああ、なんと有難い!👍👍👍
しかし、書類! 書類です、皆さん! 片付けで最も大変だったのは、 書類の処分、でした!!
特に、個人情報が記載されているものですが、その種類と量たるや、今思い出しても目眩がします・・・。💫
実家には、手動シュレッダーがありましたが、これは大量の書類を一気に処分するには全く適しません。そこで「名前切り取り作戦」を取りまして、まあ、夜な夜な夜なべしてやりました! 友人も二人手伝いに来てくれまして、お蔭で手にハサミダコ🐙が出来るには至りませんでしたが。
そして手紙類。父の日記。母の日記。読んで、心に焼き写し、処分しました。
写真。これは、と思うものだけ厳選し、あとはすべて処分しました。
片付けで一番気になっていたのは、祖父母のお位牌。結局アシストさんのツテで共同供養していただくことにし、丁重に箱詰めして、白と金の綺麗な布で包みました。父は自然葬だったので、供養はいつも心の中で。
愛着はあるけれど、手放すしかない物たちと、ある夜お別れ会をしました。
「お別れをすることで、実は初めてひとつになれるんだよ」
ふと、そんな言葉が聞こえたような。
は? だれ? 父?
実家をすべて空にする9月30日が、刻々と近づいていました。
つづく
お別れ会
コメント
せっかく書いた文章
どこいったんだろう??
もう一回 書いてみます
玄関先に植えてあるトネリコ
いつも私の隠してくれて
助けてくれていました
隣の空き地に家が建ち 葉っぱが
お隣さんに行くので
旦那が切ってしまいました
あっけない お別れ
でも 切られたトネリコ
笑って もう大丈夫だね
バイバイって言ってるようで
いつか 植物と話ができたらな
と願ってます
お別れする事で一つになる
この言葉が響きました
トネリコも私の一部になった気がして
コメントありがとうございます!
トリネコとmayuleleさん。目頭が熱くなっちゃいました。
「お別れすることで一つになる」なんて、それまでそんな発想なかったので、誰かが耳元で言ったような気がして。父かな?って思ったんですが、どうなのかな?
植物とお話し、もうなさってるじゃないですか。すてきだなー。