ドタバタ遠距離介護(7)「片付け業者」

ドタ遠(6)「社長秘書」のつづきです。

 

実家の団地。

その敷地は以前は泥沼田んぼで、中央を流れる暴れ川が水害を繰り返し、稲作に大変な苦労があったと聞いています。

昭和40年、その土地に、当時の「新時代の象徴」でもあった「団地」が 建てられ、多くの人々、特に子育て世代が移り住んできて、まっちーこ&父母もそのうちの一家族でした。


それから半世紀以上が経ち、住民の高齢化が進み、空き家も目立つようになりました。一方で、団地の良さを見直して、引っ越してくる若い世代も増えてきています。

団地の商店街はかつての賑わいを失っているものの、代わりに昭和ノスタルジーをコンセプトにしたカフェ、こだわり牛乳屋さん、個性派グッズのお店などが登場し、週末は遠方からも、若い人中心に客足が絶えません。団地は今、新旧が入り混じった、何とも面白い雰囲気を醸し出しています。

 

さて。50年以上実家であったところを引き払う、というのは、いやはや💦決して簡単なものではありませんでした。物理的に、そして感情的に。この期間内にやるしかない! という追い詰められた状況は、かえってありがたいことでした。


「自分がベルギーに持って帰るもの」「自分は要らないが、まだ十分使えるもの」「捨てるもの」に選別し、連日夥しいゴミ出し!

 

有効利用したいものは、まず買い取り業者に買い取ってもらい、ご近所に使えそうなものを引き取っていただき、友達にも何かあれば持って行ってもらい、あとはNPO法人「セカンドライフ」というところを通じて寄付しました。

https://www.ehaiki.jp/second/ (ご参考までに)

 

そこまでやったら、後は片付け業者さんにお任せしようと、業者をサイト比較、そして見積もり比較。

二つの業者に絞ってから、最終的に一つに決めました。その決め手は?「金庫」、でした!

 

見積もり料金は両社ともほぼ同じで、金庫に関してはどちらも別料金でした。が、A社は金庫の料金がすでに決まっており、B社は、「金庫がまだ使える状態かどうか」を見てから値段を決めていました。

また、B社は国内では需要がない中古食器類も海外に持って行くとのことで、つまりコストを除けばほとんど利益にはならなくとも、有効利用に力を入れている、ということが伺えたから、です。

B社の実名は、買い取り専門店「アシスト」。買取だけでなく、回収・処分、不用品をまとめてお願いできます。https://www.assist001.co.jp/


アシストさんに実家を空っぽにしていただくのを、9月30日に、お願いしました。


ちなみに、うちの金庫ですが、ダイヤル式で開けるその番号を、天然母は紙に書いて、金庫のドアにしっかりと貼り付けていたのでした。

・・・・。😣


つづく

 

昭和42~3年の写真です。

 

団地の魅力をもっとお知りになりたい方は、こちらへどうぞ!

「公団ウォーカー」

http://codan.boy.jp/ 

 

 

 


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