覚醒体験後(10)コロナの巻②

12月11日(金)午後6時。

 

看護師長の電話を受けた後、小雨の中自転車こいで、コロナ検査のために職場の病院に向かいました。

 

検査場の職員に事情を説明したところ、「ああ、集団感染が出た老人科ですね。ハイリスクですねー」と先刻ご承知。

 

検査後、

「で、結果はいつ出るんですか?」

「明日の午後2時です。スマートフォンの専用アプリで確認して下さい」

「専用アプリ??」

「看護師長から伺ってないですか?」

「聞いてませんねー」

「あらま」

「じゃ、今から老人科に行って聞かないと、ですか?」

「そうですね、そうしてください」

 

職場の老人科に行ってみたら、これまでと違う物々しい雰囲気が漂っていまして、

入口と通路にバリケードのごとくテーブルが立ち並び、それぞれに消毒用アルコール、医療用マスク、医療用手袋、フェイスシールド、防護服が所狭しと置かれていました。

 

同僚たちは、ちょうど食事休憩中でした。

「ああ、マッチーコ! 検査に来たの? 今のところみんな陰性だよー♪」

「おお、それは良かったー!」 


・・・が、待てよ? ということは?

もし私だけ陽性だったら、私が患者さん達に移したことに?! なりませんか?!😥 

お見舞い客の面会は禁止になっていますし、患者さん同士は同じ部屋でなければ接することがないため、職員の誰かが「元」であることが、十分考えられるわけです。💦

 

さて、看護師長にアプリの件を聞いたところ、

「検査場で用紙をもらわなかったの?」

「用紙? いーえ何にも」

「アプリはなくて大丈夫。用紙に書いてあるURLにアクセスすれば、検査結果が分かるから。その用紙は自宅待機証明書でもあるから、もし陽性だったら、それに記入して人事課に送ってね」


検査場に引き返しその旨を伝えたところ、「あー、そうですかー」と、すんなり用紙をもらえました。😑

 

・・・ベルギーは、通常でも割とこんな調子です。

そこへコロナによる対応変化の嵐。病院のカオス状態はもう慣れていまして、この程度では平常心一糸乱れず、になっちゃいましたよー。😯 

 

つづく



 

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